工房 横井珈琲 コロンビア ロス・ノガレスです。
工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。
コロンビア ロス・ノガレス
ロス・ノガレス
ロス・ノガレス(Los Nogales)は、コロンビア(Colombia)カウカ県(Cauca Department)インサ市(Inzá Municipality)サン・アントニオ(San Antonio)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、アンデス自然地域(英語:The Andean (natural) region、スペイン語:La región Andina (de Colombia))または太平洋沿岸/チョコ自然地域(英語:The Pacífico/Chocó (natural) region、スペイン語:La región del Pacífico (de Colombia))のカウカ(Cauca)に区分されます。
農園主はマリア・ロサ・オイドール(Maria Rosa Oidor)です。
マリアは、夫のアントニオ・ピリムエ(Antonio Pillimué)と4人の子どもたちと一緒に、ロス・ノガレスと小さな店を営んでいます。マリアとアントニオは、15年ほど前にお店で稼いだお金で、3ヘクタールの農園を購入しました。
マリアとアントニオは、タビ(Tabi)、ティピカ(Typica)、カツーラ(Caturra)の3種類の品種を植えることにしました。標高2,000mの高地にあるため、コーヒー葉さび病の危険性があるにもかかわらず、これらの影響を受けやすい品種の栽培を続けることができたのです。しかし、将来に備えて、コロンビアのコーヒー生産者連合会(FNC)の奨励を受けて、古い木の一部をカスティージョ(Castillo)に植え替えました。
コーヒーノキの状態や量に応じて年3回の施肥を行い、新しい木の種は農園で採取して発芽させます。 収穫期には、最大15人の作業員がピッキングを手伝い、家族従業員1人が常駐して年間を通じて作物の管理を行います。
品種
品種はタビ(Tabi)、ティピカ(Typica)、カツーラ(Caturra)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
工房 横井珈琲 コロンビア ロス・ノガレス
農園主のマリアさんは夫のアントニオさんと4人の子供たちと共に農園を運営しています。農園は、サンアントニオ市の小さな街から歩いて 30 分の距離にあり、ご夫妻はそこで小さなお店の経営もしています。ご夫妻はその小さなお店で稼いだお金を貯め、約 15 年前に 3ha の土地を購入し、コーヒー生産を開始しました。
現在では、マリアさんの家族全員がコーヒーの生産にに従事しています。
長男の ロビンソンさんは、地域の生産者組合のリーダ ー として働いた経験があります。
また、二男のニルソンさんは、家族の土地の一部を引き継ぎ、コーヒーについて学ぶために農園での仕事を開始しました。
マリアさんは、現在 59 歳になりましたが、今でも毎日山の頂上まで登り、ピッカーの配置やスケジュール管理を行っています。彼女は、コロンビアにおける女性 のコーヒー生産者のシンボルと して、とても印象的な人物です。小さい農園にも関わらず、タビ、ティピカ、カトゥーラ の 3 種類の品種が植えられています。農園の標高は 2000 m ととても高く、低標高ではさび病の被害を受けてしまいがちなこれらの品種の栽培が可能となっています。
工房 横井珈琲
味
アプリコットのような酸味とチョコレートのようなボディが印象的です。アプリコットのような味わいがクリーンに感じられる印象です。