丘の上珈琲(珈琲考房) ブラジル セーハ・ダス・トレス・バハス ナチュラルです。
丘の上珈琲(珈琲考房)は、北海道夕張郡にある自家焙煎珈琲店です。
ブラジル セーハ・ダス・トレス・バハス ナチュラル
セーハ・ダス・トレス・バハス農園
セーハ・ダス・トレス・バハス農園(Fazenda Sera das Tres Barrras)は、ブラジル(Brazil)ミナス・ジェライス州(英語:State of Minas Gerais、ポルトガル語:Estado de Minas Gerais)スル・エ・スドエステ・デ・ミナス・メソ地域(英語:South and Southwestern Minas Mesoregion、ポルトガル語:Sul e Sudoeste de Minas Mesoregion)マンチケーラ・デ・ミナス(Mantiqueira de Minas)カルモ・デ・ミナス(Carmo de Minas)に位置する農園です。
1904年に現在のオーナの祖父ガブリエル・ジュンケイラ(Gabriel Junqueira)が、ダス・トレス・バハス農園(Fazenda das Três Barras)の管理を始めました。1994年にこの農園は2つに分けられ、標高の高い方を現在のオーナであるジョゼ・ワグナー・リヴェイロ・ジュンケイラ(Jose Wagner Ribeiro Junqueira)が取得し、セーハ・ダス・トレス・バハス農園として現在に至ります。
農園はジョゼ・ワグナーとその妻マルガリータ(Margarida Maria de Castro Junqueira)、彼の3人の息子クレーベル(Kleber)、ラルフ(Ralph)、ハーバート(Herbert)による家族経営です。
160ヘクタールの農園で、数種類の品種が栽培されており、年間生産量は約3,500袋です。
管理
コーヒーは精製処理後、COCARIVE(Cooperativa Reg Cafeicultores Vale do Rio Verde Ltda)というブラジルの協同組合の倉庫で管理されます。
認証
セーハ・ダス・トレス・バハス農園は、ミナス・ジェライス州コーヒー認証プログラム、Certifica Minasの認証を受けています。
品種
品種はイエロー・ブルボン(Yellow Bourbon)です。
イエロー・ブルボンは、ブルボンの一種です。コーヒーチェリーは通常熟すと赤くなりますが、イエロー・ブルボンは熟すとその名の通り黄色くなるのが特徴です。イエロー・ブルボンの味の特徴としては、通常のブルボンよりも甘さが強いことが挙げられます。
精製方法
精製方法はナチュラル(Natural)です。
セーハ・ダス・トレス・バハス農園では、コーヒーチェリーは収穫後にパティオでの乾燥され、機械によって最適な水分量まで乾燥されます。
カップ・オブ・エクセレンス(CoE)
セーハ・ダス・トレス・バハス農園は、2014年のブラジル・ナチュラルズ(Brazil Naturals)で、88.19点を獲得し第10位に入賞しています。
丘の上珈琲(珈琲考房) ブラジル セーハ・ダス・トレス・バハス ナチュラル
イエローブルボン特有の甘い香りに包まれる。
珈琲大国を代表するにふさわしい甘みを帯びた香りと、舌離れの良い苦味が特徴です。
当店が扱う豆の中で、最も焙煎が難しいもののひとつでもあります。
丘の上珈琲
焙煎
丘の上珈琲は中煎りで焙煎しています。取り扱いの豆はすべてハイローストからシティロースト程度で焙煎され、それぞれの豆の特性に合わせて強めに焙煎したり、弱めに焙煎しているものと思われます。
ブラジルは焙煎は中央値、苦味が少し強めです。
抽出
味
イエロー・ブルボン特有の甘さとブラジルらしいカカオのようなフレーバーと苦味のバランスの取れた味わいです。香ばしさと甘さ、柔らかな口当たり、透明感のある上品な飲み口です。
<参考>
「88.19」,Alliance For Coffee Excellence<https://allianceforcoffeeexcellence.org/directory/88-19/>