![丸美珈琲店:エチオピア ブク サイーサ ナチュラル](https://real-coffee.net/wp-content/uploads/2022/02/0000000004442_DkcPyV3.jpeg)
丸美珈琲店 エチオピア ブク サイーサ ナチュラルです。
丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。
オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ(WCTC)(World Cup Tasters Championship)で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。
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エチオピア ブク サイーサ ナチュラル
ブク・サイーサ ウォッシング・ステーション
ブク・サイーサ ウォッシング・ステーション(Buku Sayisa Washing Station)は、エチオピア(Ethiopia)オロミア州(Oromia Region)西グジ地方(West Guji Zone)ハンベラ・ワメナ群(Hambela Wamena Woreda)ブク・サイーサ住民自治組織(Buku Sayisa Kebele)に位置するウォッシング・ステーションです。標高2,350mのエチオピアで最も標高の高い場所にあるウォッシング・ステーションです。
オーナーはエサヤス・ベリソ(Esayas Beriso)です。
エサヤスは、ディムトゥ(Dimtu)の官庁でキャリアをスタートさせました。その頃、彼と彼の兄弟は、周辺地域の農家からコーヒーチェリーを集め、地元のウォッシング・ステーションに販売する小さな事業を始めました。この事業が成長するにつれ、エサヤスは自分でもコーヒーノキの栽培を始めるようになりました。2009年、彼は政府の仕事を辞め、コーヒーの事業に専念するようになりました。
エサヤスは、2018年にブク・サイーサ ウォッシング・ステーションを設立しました。現在は家族経営で、エサヤスの個人農園のコーヒーとブク・サイーサ住民自治組織の430軒の小規模農家が栽培するコーヒーを精製しています。
品種
品種はエチオピア在来種(Ethiopia Heirloom)です。
精製方法
精製方法はナチュラル(Natural)です。
ブク・サイーサ ウォッシング・ステーションはまだ新しく、アクセス可能な水源がないため、ナチュラル精製のコーヒーのみを生産しています。
丸美珈琲店 エチオピア ブク サイーサ ナチュラル
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<このコーヒーについて>
エチオピア南部の美しい高原地帯に位置しているBuku Sayisaウォッシングステーションは人里離れた谷の中に位置しており、現地の言葉で「聖なる谷」を意味しています。
農園はウォッシングステーション周辺に点在しており、約430人の生産者たちは起伏のある土地柄、馬に乗ってコーヒーチェリーを持ち込んでいます。コーヒーチェリーはウォッシングステーションに持ち込まれる前に未熟や過熟のものはハンドソーティングによって取り除かれます。
丸美珈琲店
その後アフリカンベッドにて乾燥工程をとり、その間も欠点のあるチェリーは取り除かれていきます。
初期には3~4cmの薄い層になるように広げて乾燥させ、その後は6~10cmの厚い層になるように広げて数日間ゆっくりと乾燥を進めます。工程中チェリーは頻繁にかき混ぜるようにし、日中の熱い時間は直射日光から守るため、夜は湿度から守るため、覆いをかぶせるようにしています。こうすることでコーヒーはより均一に乾燥が進み、また適度に休ませることが出来るので、品質を向上することが出来ています。 Buku Sayisaではその標高により乾燥工程に約20日間という長い時間と手間をかけ大切に作られたコーヒーです。
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味
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ベリーやアプリコットのようなしっかりとした甘さのある果実感
後藤栄二郎のテイスティング評価
滑らかな口当たりで後味まで心地よい味わいが続きます
ストロベリーやラズベリーのような果実感の豊かなフレーバー、フローラルやピーチのような甘さが印象的な味わいです。モカっぽさよりも、ゲイシャのナチュラル精製を思わせる素晴らしいフレーバーが非常に豊かに香ります。