ジャマイカ クリフトン・マウント・コーヒー・エステートとシャープ家

ジャマイカ クリフトン・マウント・コーヒー・エステートとシャープ家

クリフトン・マウント・コーヒー・エステート

"Jamaica Blue Mountain Coffee - Clifton Mount Estate",David Levy 2014年4月2日.
"Why is Jamaica Blue Mountain Coffee so Special? Interview with Clifton Mount Coffee Estate", Jamaica.",JACoffee 2020年6月10日.

クリフトン・マウント・コーヒー・エステート(Clifton Mount Coffee Estate)は、ジャマイカ(Jamaica)サリー郡(Surrey County)セント・アンドリュー教区(St Andrew Parish)ニューキャッスル(Newcastle)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、ブルーマウンテン・エリア(Blue Mountain Area)に区分されます。

クリフトン・マウント・コーヒー・エステートは、1751年から操業が開始され、1810年にはコーヒーが栽培されていたという土地の記録があり、ジャマイカで最も古いコーヒー農園の1つとして知られています。1977年にローレンス・シャープ(Lawrence Sharp)が購入して以来、シャープ家(Sharp Family)によって運営されています。また、ブルーマウンテン・エリアで唯一レインフォレスト・アライアンス(RA)の認証を受けたコーヒー農園です。

クリフトン・マウント・コーヒー・エステートの最も標高の高い区画に、ジュニパー・ピーク(Juniper Peak)があります。標高1,300m、15エーカーの土地からなるジュニパー・ピークは、ジュニパー・シダー(Juniper Cedar, Juniperus lucayana)の木に囲まれており、この区画の名前の由来となっています。ジュニパー・ピークで収穫されるコーヒーは、全体のわずか2%です。

シャープ家

1977年、ローレンス・シャープ(Lawrence Sharp)はクリフトン・マウントを購入しました。

1985年、息子のリチャード・シャープ(Richard Sharp)は、会計士の仕事と会社勤めを辞め、クリフトン・マウントのに最初のコーヒーの苗を植えました。1991年、ケブル・マン(Keble Munn)がクリフト・マウントを訪れた時、シャープ夫妻に「クリフトン・マウントは偉大な存在になる」と語ったそうです。

2001年、リチャードはコーヒー・トレーダーズ社(CTL)(Coffee Traders Ltd)を設立しました。コーヒー・トレーダーズ社(CTL)は、コーヒー生産、生豆の輸出、焙煎事業、カフェを展開するコーヒーの総合会社です。2003年に、兄弟のジェイソン・シャープ(Jason Sharp)が事業に加わりました。

2005年、カフェ事業のカフェ・ブルー(Café Blue)を設立し、6月にセント・アンドリュー教区アイリッシュタウン(Irish Town)に1号店、2007年11月にセント・ジェームズ教区モンテゴ・ベイ(Montego Bay)のショップス・アット・ローズホール(Shoppes at Rose Hall)に2号店、2008年5月にキングストン(Kingston)のソブリン・センター (Sovereign Centre)に3号店をオープンしました。

シャープ家は、クリフトン・マウント・コーヒー・エステートの他に、旧クライスデール・エステート(Old Clydesdale Estate)を管理・運営してます。

クリフトン・マウント・コーヒー・エステート Clifton Mount Coffee Estate:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/the-caribbean/jamaica/blue-mountain-area/st-andrew-parish/clifton-mount-coffee-estate

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