COFFEE HOLIC #1 11人、同じ生豆で淹れる理由
11人、同じ生豆で淹れる理由
01 珈琲工房4331 02 京都珈道 03 NuCUPCOFFEE 04 六曜社珈琲店 05 IOLITE COFFEE ROASTERS 06 Okaffe kyoto 07 本と珈琲 喫茶ゆかりや 08 KAEru coffee 09 市川屋珈琲 10 ブルームコーヒー 11 quadrifoglio
COFFEE HOLIC #1 11人、同じ生豆で淹れる理由は、2021年6月に京都府京都市内のコーヒー店11店舗が、同じ生豆を焙煎・抽出したコーヒーを提供した飲み歩きイベントです。
1日、京都市上京区の河原町今出川の交差点にある「NuCUPCOFFEE」(ニューカップコーヒー)。店主の西岡良庸(たかのり)さん(39)が「よそよりも浅めで、酸味が味わえると思います」と、コーヒーの特徴を客に説明していた。
西岡さんが仲間と3人で企画したのが、同じ豆で11店がコーヒーを提供するイベント「COFFEE HOLIC♯1 11人、同じ生豆で淹(い)れる理由」。コーヒー・ホリックはコーヒー中毒という意味だ。
「同じコーヒー豆、店が変われば味も 京都の11店が企画」,朝日新聞 2021年6月3日.
使用された生豆は、タンザニア(Tanzania)コンゴニ農園(Kongoni Coffee Estate)ケント(Kento)です。
01 珈琲工房4331
焙煎
焙煎機は、Lucky SLR.2 直火式4kgです。
抽出
味
赤ワインのようなボディ感のある口当たりとバランスの取れた中庸な味わいが印象的です。深めの焙煎で赤ワインのようなボディを表現し、オーソドックスな抽出方法で中庸な味わいを表現しています。
02 京都珈道
焙煎
焙煎機は、FUJI ROYAL R-101 1kgです。
抽出
味
レーズンのような独特の果実感のあるフレーバーと厚みのある味わいが印象的です。冷めてくると、凝縮感のある酸味の印象が強くなります。
03 NuCUPCOFFEE
焙煎
焙煎機は、ハマ珈琲1kg HCR-1000です。
抽出
味
果実感のあるフレーバーと酸味が非常にクリーンに表現された味わいが印象的です。浅煎りですが酸味がそれほど目立たず、非常にクリーンな味わいが印象的です。
04 六曜社珈琲店
焙煎
焙煎機は、フジローヤル3kg R-103です。
抽出
味
濃厚なボディとじんわりと広がる甘さが印象的です。極深煎りデミタスの濃厚な液体感が感じられます。
05 IOLITE COFFEE ROASTERS
焙煎
焙煎機は、ラッキーコーヒーマシン SLR 4Kです。
抽出
味
鼻の奥に抜けるような果実感のあるフレーバーとクリーンでスッキリした味わいが印象的です。短時間で抽出を終えるために、あっさりとしたクリーンな味わいのコーヒーに仕上がります。
06 Okaffe kyoto
焙煎
焙煎機は、スマートローリング7kgです。
抽出
味
果実感のあふれるジュースのような味わいが印象的です。バランスの取れた味わいに果実感が豊かに広がります。
07 本と珈琲 喫茶ゆかりや
焙煎
焙煎機は、ユニオンサンプルロースター400gです。
抽出
味
非常にバランスの取れた中庸な味わいが印象的です。赤ワインのようなこってりとしたボディがあり、直火式特有の香ばしいフレーバーが感じられます。
08 KAEru coffee
焙煎
焙煎機は、フジローヤルR-101 1kgです。
抽出
味
バランスの取れた中庸な味わいが印象的です。生豆を水洗いしているためか、ボディ感がすっきりとした味わいに感じられますが、香味は弱く感じます。
09 市川屋珈琲
焙煎
焙煎機は、フジローヤル3キロです。
抽出
味
赤ワインのようなコッテリとしたボディと、とろみのあるまろやかな口当たりが印象的です。少し深めの焙煎ですが、しっかりと感じらえる酸味がボディ感を引き立てています。
10 ブルームコーヒー
焙煎
焙煎機は、FUJI ROYAL R-101です。
抽出
味
直火式の香ばしいフレーバー、中庸なバランスの取れた味わいが印象的です。挽き目を粗めにするためか、深煎りでもボディがスッキリと感じられます。
11 quadrifoglio
焙煎
焙煎機は、マイスター2.5です。
抽出
味
赤ワインのようなコッテリとしたボディとバランスの取れた中庸な味わいが印象的です。深めの焙煎で挽き目が細めのためか、密度の濃い味わいに感じます。