丸美珈琲店 ニカラグア ブエナ・エスペランサ農園 パカマラ ニカラグア カップ・オブ・エクセレンス 2018年 第33位です。
丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。
オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ(WCTC)(World Cup Tasters Championship)で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。
ニカラグア ブエナ・エスペランサ農園 パカマラ ニカラグア カップ・オブ・エクセレンス 2018年 第33位
ブエナ・エスペランサ農園
ブエナ・エスペランサ農園(Buena Esperanza Estate)は、ニカラグア(Nicaragua)マタガルパ県(Matagalpa Department)マタガルパ市(Matagalpa Municipality)に位置する農園です。アグリコラ・ラジュアンセ社(Agricola Rajuanse S.A)が所有しています。
ブエナ・エスペランサ農園は、元々1960年代にアメリカ合衆国の製材会社が所有していた木材事業の一部でしたが、1970年代初頭にコーヒー栽培へ転換しました。1970年代後半から1980年代にかけてのニカラグアの政治状況の変動(ソモサ独裁政権に対する革命)は、農業全般を含む多くの分野で国家の不安定化をもたらしました。ブエナ・エスペランサ農園の状況は、1990年代に入って安定しはじめましたが、当時はまだ前オーナーによって解決されるべき様々な問題を残していました。
2013年11月に、ニカラグアのペルー人家族であるオルティス・ストエッセル家(Ortiz Stoessel Family)が農園を買収しました。危機的状況にあった農園を、現代の標準と慣行に照らして、農園の枠組みを再構築する機会が与えられました。新しい事業は、オルティス家の息子たち名前の最初の二つの頭文字が取られ、ラジュアンセ・エステーツ(Rajuanse Estates)と名付けられました。
ラジュアンセ社は、高品質なコーヒー生産のためのマスタープランを作成し、すべてのコーヒーノキを新しく植え替え、天然泉の保護、自然林の再生と保護、サステナビリティのための近隣の地域共同体の統合が計画されました。
最初の3年間で、毎年50万本の新しいコーヒーの苗木を植えました。また認証プログラムを開始し、2016年に2つの主要なサステナビリティ認証を取得しました。サステナビリティのために、農園面積の50%を自然林の維持・保護に充てています。
品種
品種はレッド・パカマラ(Red Pacamara)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
カップ・オブ・エクセレンス(CoE)
このロットは、2018年のニカラグア カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)で86.80点を獲得し第33位に入賞したロットです。
ブエナ・エスペランサ農園は、2016年に初めてカップ・オブ・エクセレンス(CoE)に参加しました。2017年には施肥、適切な収穫の時期の測定、収穫からウェット・ミル、ウェット・ミルからドライ・ミルの時間の最小化など、コーヒー生産のすべての過程に注意を払い、3年目で入賞することができました。
丸美珈琲店 ニカラグア ブエナ・エスペランサ農園 パカマラ ニカラグア カップ・オブ・エクセレンス 2018年 第33位
<このコーヒーについて>
丸美珈琲店
2018年ニカラグアで開催されたカップオブエクセレンス(CoE)において86.8点を獲得し33位に入賞したコーヒーです。
CoEとはその年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のコーヒーに送られる賞で、中南米を中心に各国で行われているコーヒーのコンテストです。
国内予選を勝ち抜き、国際審査員による厳正なる審査を受け、最高のコーヒーとして評価されたごくわずかなコーヒーだけが授与される称号でもあります。
味
ピーチやライムのような甘酸っぱい酸味のある明るい果実感が印象的です。口当たり滑らかな味わいです。