サザコーヒー:コロンビア ミカヴァ ゲイシャ ナチュラル コロンビア・ノース カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

サザコーヒー コロンビア ミカヴァ ゲイシャ ナチュラル コロンビア・ノース カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位です。

サザコーヒーは、1942年創業の茨城県ひたちなか市に本社のあるコーヒー会社です。コロンビア・カウカ県に自社農園であるサザコーヒー農園を所有しています。

コロンビア ミカヴァ ゲイシャ ナチュラル コロンビア・ノース カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

リサラルダ 出典:コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)
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コロンビア

コロンビア(Colombia)はカリブ海と大西洋に面する南アメリカ大陸北部の国です。東にベネズエラ、南東にブラジル、南にペルー、南西にエクアドル、北西にパナマとコーヒー生産国に囲まれています。首都はボゴタ(Bogota)です。ブラジル、ベトナムについで、世界第3位のコーヒー生産大国であり、年間平均生産量は約1,200万袋(1袋60kg)、約720,000トンです。

コロンビアは南北にアンデス山脈が縦断しているため、山岳地帯の面積が広いです。地域によって標高差が大きく、雨季と乾季が異なるため、一年を通じてコーヒーを収穫できます。

コロンビアのコーヒー生産地域は北部、中部、南部の大きく3つに分けることができます。北部・中部の年間平均気温は20.5℃、南部の年間平均気温は19.5℃となっていて、南部より北部のほうが気温が高めです。全体的な風味の傾向としては、南部よりも北部のほうがはっきりとした酸味、しっかりとしたボディ、強いコクが感じられます。

コロンビア国内の大半の生産地では収穫期が1年に2度あります。北部の地域では、主な収穫期が11月、そして5月から6月にかけて第2期の収穫である「ミタカ(Mitaca)」が行われます。南部地域ではそれとは逆に、主な収穫期が5月から6月で、ミタカは11月に行われます。

アンデス山脈では、年間1,600-1,800時間の日照時間が良質なコーヒー栽培にとって最適とされており、日照量をコントロールするためにシェード(遮光)栽培を行っています。この土地の雨季と乾季が交互で訪れる気候条件も、良質なコーヒー栽培には不可欠です。

標高の高い場所は気温が低く、水はけの良い肥沃な火山灰の土壌です。火山灰の土壌は良質なコーヒー生産にとって最適の土壌です。火山灰の土壌は植物が根を張りやすいため、育ちやすいです。また保湿力が高いため、雨の少ない乾季にも植物に十分な栄養を与え続けることが出来ます。また火山灰に多く含まれる硫黄が、コーヒーに豊かな香りを与えます。

コロンビア・コーヒーはマイルド・コーヒーと評されています。柑橘系の芳醇な香りと程よい酸味、滑らかで豊かなコクのあるコーヒーです。

コロンビア・コーヒーの大部分は、多くの小規模農家が生産したコーヒーを協同組合や生産者協会が集積した大ロットです。そのため、単一農園によるシングル・オリジンは珍しく、高品質のコーヒーを他のコーヒーからいかに分離するかが課題となっています。

自然地域区分

コロンビアの自然地域、Natural regions of Colombia(Wikipedia)より

コロンビアは、アンデス山脈が3つの連峰に枝分かれしており、アマゾン川、オリノコ川、マグダレナ川といった大河が流れています。入り組んだ山と川が、国土を分断しています。

コロンビアは、その地理的特徴から大きく5つの自然地域にされます。

カリブ自然地域

カリブ自然地域(英語:The Caribbean (natural) region、スペイン語:La región Caribe​​​ (de Colombia))は、コロンビア北部のカリブ海沿岸地域です。森林、サバンナ、砂漠まで、多様な生態系を特徴とする地域で、ラ・グアヒーラ県(英語:La Guajira Department、スペイン語:Departamento de La Guajira)の砂漠地帯からアンティオキア県(英語:Antioquia Department、スペイン語:Departamento de Antioquia)北部のウラバ湾岸(Gulf of Urabá)までがこの地域です。

コーヒー生産地としては、アンティオキア(Antioquia)、マグダレナ(Magdalena)がここに位置しています。

アンデス自然地域

アンデス自然地域(英語:The Andean (natural) region、スペイン語:La región Andina​​​ (de Colombia))は、アンデス山脈の広がる地域で、3つの連峰に挟まれた渓谷や高原が含まれます。

この地域にはコロンビアの人口が集中しており、コロンビアの首都ボゴタもこの地域に位置しています。肥沃な土壌のため、多様な作物が栽培されています。コロンビアのコーヒー生産地は、この地域に集中しています。

コーヒー生産地としては、ノルテ・デ・サンタンデール(Norte de Santander)、サンタンデール(Santander)、カルダス(Caldas)、トリマ(Tolima)、キンディオ(Quindio)、クンディナマルカ(Cundinamarca)、リサラルダ(Risaralda)、バジェ・デル・カウカ(Valle del Cauca)、カウカ(Cauca)、ウィラ(Huila)がここに位置しています。

太平洋沿岸/チョコ自然地域

太平洋沿岸/チョコ自然地域(英語:The Pacífico/Chocó (natural) region、スペイン語:La región del Pacífico​​​ (de Colombia))は、コロンビア西部のチョコ県(英語:Chocó Department、スペイン語:Departamento de Chocó)からナリーニョ県(英語:Nariño Department、スペイン語: Departamento de Nariño)を含む地域です。

西に太平洋、東にアンデス山脈西部に挟まれた地域で、降水量が多く、生物多様性のホット・スポットとなっています。

この地域の主な栽培作物は砂糖ですが、近年はコーヒーの生産が増えています。

コーヒー生産地としては、バジェ・デル・カウカ(Valle del Cauca)、カウカ(Cauca)、ナリーニョ(Nariño)がここに位置しています。

オリノキア自然地域


オリノキア自然地域(英語:The Orinoquia (natural) region、スペイン語:La región de la Orinoquía (de Colombia))は、アンデス山脈の東側連峰からベネズエラの国境まで続く平原地帯です。

コロンビア国土の20%を占める地域に、草原や森林地帯が広がっています。草原地帯を活かした牧畜が盛んな地域です。

コーヒー生産地としては、カサナレ(Casanare)、メタ(Meta)がここに位置しています。

アマゾン自然地域

アマゾン自然地域(英語:The Amazonía (natural) region、スペイン語:La región Amazónica (de Colombia)、またはAmazonía)は、アマゾンのジャングル地帯で、動植物の豊かな生態系に恵まれた地域です。この地域には、先住民が多く居住しており、数多くの国立公園があります。

コーヒー生産地としては、カケタ(Caquetá)がここに位置しています。

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リサラルダ

コロンビアのコーヒー産地の文化的景観

「「コロンビアコーヒー生産の文化的景観」/"Coffee Cultral Landscape of Colombia"」,ColombiaCoffeeJapan 2013年8月19日.

リサラルダ(Risaralda)は、アンデス自然地域の中央西部に位置してます。

リサラルダは、ユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録された「エヘ・カフェテロ(スペイン語:Eje Cafetero)」、または「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観(英語:Coffee Cultural Landscape of Colombia)」の一部です。

この地域には、アンデス山脈西側のカルダス(Caldas)、リサラルダ、キンディオ(Quindio)、バジェ・デル・カウカ(Valle del Cauca)が含まれています。

リサラルダ

リサラルダは、アンデス山脈の肥沃な火山性土壌でコーヒーが生産されています。

リサラルダは、先コロンブス期には、キンバヤ(Quimbaya People)とカラマンタ(Caramanta People)の居住地でした。彼らは現在でも主要な居住者で、優れたコーヒー生産者でもあります。

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ミカヴァ

「Paul Kevin Doyle - La Mejor Taza Excelencia 2019 desde Marsella」,2019年8月9日.

ミカヴァ(Mikava)は、コロンビア中央西部リサラルダ県(Risaralda Department)マルセージャ(Marsella)に位置する農園です。

農園主はポール・ケヴィン・ドイル(Paul Kevin Doyle)氏です。

ポール氏は、1980年代後半に移動式カートでコーヒーを販売するバリスタとしてキャリアを開始し、自身のエスプレッソ・ショップにまでビジネスを拡大させました。20年後、コロンビアへの旅行中にコロンビアに魅了された彼は、事業を売却しマルセージャのでコーヒーの生産を開始しました。

そして、2019年のコロンビア・ノース カップ・オブ・エクセレンス(Colombia North Cup of Excellence)で、ミカヴァ ゲイシャ ナチュラルが92.71点を獲得し第1位に輝きました。

ミカヴァ ゲイシャは、全米バリスタ・チャンピオンシップ(U.S. Coffee Championships)で、
ワシントン州シアトルにあるハーゲン・コーヒー・ロースターズ(Hagen Coffee Roasters)のエリザベス・ジョンソン(Elisabeth Johnson)バリスタによって使用されました。

品種

品種はゲイシャ(Geisha)です。

精製方法

精製方法はナチュラル・カーボニック・ナセレーション(Natural Carbonic Maceration)です。

「ミカヴァ・クリーン(Mikava Clean)」と呼ばれる、非常にクリーンなフレーバーを持つゲイシャです。

サザコーヒー コロンビア ミカヴァ ゲイシャ ナチュラル コロンビア・ノース カップ・オブ・エクセレンス 2019年 第1位

ミカヴァ ゲイシャ ナチュラル

Aroma/FlavorPeach, bergamot, vanilla, mango, chamomile, sprite, jasmine, aloe, pineapple, cranberry, peach blossom, kiwi, brown sugar, watermelon candy
AcidityCitric, complex, malic
OtherLong sweet finish, Refreshing finish, silky, super clean, rich, very defined structure
フレーバー・プロファイル

ピーチのような力強く甘酸っぱいフレーバーが印象的です。非常にクリーンなフレーバーが綺麗に伸びていきます。

<参考>

Paul & Kevin Doyle – Harvest<https://harvestmkt.com/farmer/paul-kevin-doyle>

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