工房 横井珈琲 ペルー サン・ペドロです。
工房 横井珈琲(YOKOI COFFEE)は、北海道札幌市西区発寒にあったスペシャルティコーヒー専門店です。オーナーの横井 力(よこい ちから)は、1996年に横井珈琲を創業し、北海道のスペシャルティコーヒーの先駆けとなりました。
ペルー サン・ペドロ
サン・ペドロ
サン・ペドロ(San Pedro)は、ペルー(Peru)クスコ州(Cusco Department)カルカ県(Calca Province)ヤナティレ地区(Yanatile District)に位置する農園です。
農園主はミゲル・ロハス・ウアマニ(Miguel Rojas Huamaní)です。
ミゲルは、バジェ・インカ(Valle Inca)という協同組合の一員です。バジェ・インカは、2014年に設立されたペルー南部のカルカ県、特に遠隔地のヤナティレ(Yanatile)とラレス(Lares)の協同組合です。当初、バジェ・インカは少量生産で品質的に苦労していましたが、今ではペルー全土で最も大きなベンダーの1つとなり、品質の高いコーヒーを作り出しています。
リーダーのホセ・プルデンシオ・サエンス・ヴァルガス(Jose Prudencio Saenz Vargas)はカルカ県出身で、銀行の融資担当者だった経験を生かしてバジェ・インカの経営に携わっています。バジェ・インカとその周辺のコミュニティは、平均して1人あたり2から3ヘクタールの小規模農家を抱えています。設立当初はコーヒー生産に携わったことがありませんでしたが、農家の安定を促進するために高い価格を支払い、地域全体の健全性を高め、そうすることでこれらの地域では、常に高品質なコーヒーを生産することに成功しています。
品種
品種はブルボン(Bourbon)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
工房 横井珈琲 ペルー サン・ペドロ
ミゲル・ロハス・ウアマニさんは、ペルーのクスコ県カルカのヤナティレ渓谷で15 年以上にわたってコーヒーを作っています。彼は、コーヒーや果物、トウモロコシを栽培してきた豊かな歴史を持つサン・ペドロ園を親族から入手しました。
ミゲルさんはとても熱心かつ情熱的な人柄で、楽しみながら、自身の事業をより良くしようと取り組んでいます。彼の一番の目標は、国内のコーヒーの品評会で優勝すること、そして国際的に認めてもらえるようになることです。ミゲルさんはバジェ・インカというコーペラティブ生産組合の一員です。
工房 横井珈琲
かつてこの地域の生産者たちは、地元の仲介業者に安価でコーヒーを売っていましたが、その状況を変えようと立ち上げられたのがバジェ・インカ組合です。組合の主脳陣や生産者たちは、苦労をしながらも品種や生産性を向上させてきました。
その甲斐もあり、現在では同組合はペルー国内でも 規模の大きい売り手の一つとなり、信頼のおける高品質コーヒーを生産しています。
味
非常にクリーンなチョコレートフレーバーと柑橘系の酸味、ふくよかで厚みのある口当たりが印象的です。ブルボンの特徴が非常に綺麗に表現された味わいです。