パナマ サンタ・テレサ農園
サンタ・テレサ農園
サンタ・テレサ農園(FST)(Finca Santa Teresa)は、パナマ(Panama)チリキ県(Chiriquí Province)レナシミエント地区(Renacimiento District)サンタ・クララ(Santa Clara)に位置する農園です。
ベラード家
サンタ・テレサ農園は、1997年にベラード家(Berard family)によって創業されました。
農園主はフアン・パブロ・ベラード(Juan Pablo Berard)です。彼はスイスの大学を卒業した農業技師です。
標高1,400m - 1,500m、年間降雨量3,000mm、平均気温18℃です。農園はラ・アミスタッド国際公園(英語:The La Amistad International Park、スペイン語:Parque Internacional La Amistad)内に位置しています。農園面積40ヘクタールに加えて、30ヘクタールの保護林があります。
図の赤マークに、農園施設や自然の箇所が位置しています。左の区画に、左の赤マークからアフリカン・ベッドの乾燥場とマイクロ・ロット生産エリアがあります。中央エリアに、左の赤マークから農園の入り口と川があります。右の最も大きな区画に、左の赤マークからミルと学校があります。
品種
サンタ・テレサ農園では、ゲイシャ(Geisha)、カツーラ(Caturra)、カツアイ(Catuai)が栽培されています。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)、(Natural)、ハニー(Honey)です。20を超えるマイクロロットが提供されています。
栽培されたコーヒーは、サンタ・テレサ農園の自社ミルで精製されます。農園では、ケブラダ・ラ・リョロナ(Quebrada La Llorona)という川の水が使用されます。
ナチュラル精製とハニー精製の乾燥には、アフリカン・ベッドが用いられます。コーヒーは、10日から1ヶ月かけて乾燥されます。
ベスト・オブ・パナマ
サンタ・テレサ農園は、ベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)で数多くの受賞歴があります。
2004年にゲイシャ・ウォッシュト(Geisha Washed)で第4位、2006年にゲイシャ・ウォッシュトで第11位、2007年にゲイシャ・ウォッシュトで第6位、2011年にゲイシャ・ウォッシュトで第3位、2012年にゲイシャ・ウォッシュトで第4位、2013年にゲイシャ・ウォッシュトで第6位、ゲイシャ・ハニー(Geisha Honey)で第4位、ゲイシャ・ナチュラル(Geisha Natural)で第3位、2014年にトラディショナル・ウォシュト(Traditional Washed)で第7位、ゲイシャ・ウォッシュトで第8位、2016年にゲイシャ・ハニーで第8位、ゲイシャ・ナチュラルで第5位、2017年はゲイシャ・ハニーが89.882点を獲得し第15位、ゲイシャ・ナチュラルが91.344点を獲得し第6位、2019年にナチュラル&スペシャル・プロセス・ゲイシャ(Natural & Special Processes Geisha)で91.25点を獲得し第10位、トラディショナル・ナチュラル&スペシャル・プロセス(Traditional Natural & Special Processes)で88.25点を獲得し第8位に入賞しています。
認証
サンタ・テレサ農園は、UTZ認証(UTZ certified)を取得しています。
カーサ・デ・エスペランサ
サンタ・テレサ農園は、非政府組織の「カーサ・デ・エスペランサ(Casa de Esperanza)」と提携して、子供に教育の機会を提供しています。2016年には学校が建設されました。
カーサ・デ・エスペランサと提携している農園には、ピエドラ・デ・カンデラ(Piedra de Candela)にあるカフェ・ド・エレタ農園(Finca Café de Eleta)があります。