丸美珈琲店:ニカラグア カサ・ブランカ農園 ダブル・ファーメンテーション
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丸美珈琲店 ニカラグア カサ・ブランカ農園 ダブル・ファーメンテーションです。

丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した札幌市のスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。

オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2013年のジャパン・コーヒー・ロースティング・チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド・コーヒー・ロースティング・チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。

ニカラグア カサ・ブランカ農園 ダブル・ファーメンテーション

カサ・ブランカ農園

カサ・ブランカ(Casa Blanca)は、ニカラグア(Nicaragua)ヌエバ・セゴビア県(Nueva Segovia Department)ディピルト市(Dipilto Municipality)ロス・プラネス(Los Planes)に位置する農園です。

農園主はセルヒオ・ノエ・オルテス(Sergio Noé Ortez)です。

カサ・ブランカは、複数の所有者と隣人によって、長い年月を経て形成されました。1986年にセルヒオの父親が農園を購入し、2007年にセルヒオが受け継ぎました。

セルヒオは、カサ・ブランカの他に、エル・ポルベニール(El Porvenir)、エンバハーダ(Embajada)の農園を所有しています。

品種

品種はカツーラ(Caturra)です。

精製方法

精製方法はダブル・ファーメンテーション・パルプト・ナチュラル(Double Fermentation Pulped Natural)です。

ダブル・ファーメンテーションは、発酵行程を2度置くことによって、1度目の発酵で作り出された風味をさらに強化する方法です。

パルプト・ナチュラルは、パルピング(果肉除去)後のパーチメントを醗酵行程をおかずに、ムシラージ(粘質物)を残した状態で乾燥工程に入りますが、ダブル・ファーメンテーションはコーヒーチェリーとパルピング後のパーチメントの2段階で発酵行程を設けます。

具体的には、収穫したコーヒーチェリーをパティオに山状に積み密集させます。その状態で適時水をかけながら高温高湿の状態を保ち、コーヒーチェリー内の発酵を促します。そして、パルピングしたパーチメントをタンクに入れ再度発酵させます。最後にアフリカン・ベッドで乾燥させます。

セルヒオは、ダブル・ファーメンテーションの他にも、エンバハーダのダブル・オレンジ・プロセス(Double Orange Process)、エル・ポルベニールのダブルフリー・ウォッシュト(Double Fully Washed)など、様々な精製方法を実験しています。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

カサ・ブランカは、ニカラグア カップ・オブ・エクセレンス(CoE)において、2003年にブルボン カツーラ マラゴジッペ(Bourbón Caturra Maragogype)が83.64点を獲得し第27位に入賞、2012年にパカマラ(Pacamara)のウォッシュト(Washed)が88.13点を獲得し第10位に入賞しました。

丸美珈琲店 ニカラグア カサ・ブランカ農園 ダブル・ファーメンテーション

ニカラグア カサ・ブランカ農園 ダブル・ファーメンテーション

<このコーヒーについて> 
2018年春にオーナーの後藤が生産地を訪れた際にカッピングし、買い付けを決めたコーヒーです。

カサブランカ農園はニカラグアの北西部、ホンジュラスとの国境に近い、崖と谷が入り組んだ山岳地帯に位置します。
農園周辺には多くの動植物が生育しており、豊かな自然資源を保護し環境と調和しながらコーヒーを丁寧に育てています。 

このコーヒーは農園内で最も標高の高い1,400m~1,500mのコパ地区と呼ばれるエリアで収穫されました。
さらに収穫したコーヒーをチェリーとパーチメント状態での2段階で自然発酵の工程おくダブルファーメンテーションと呼ばれる生産者オリジナルの生産処理方法で精製され、従来の製法よりフレーバーの強いコーヒーに仕上げられています。

カサブランカ農園はカップオブエクセレンスに幾度も入賞の経歴があり、実績のあるコーヒー農園です。

丸美珈琲店

プラムのような果実感とまろやかな口当たりが印象的です。特殊な精製方法が、ユニークなフレーバーを生み出しています。

丸美珈琲店 ニカラグア カサ・ブランカ農園 フレンチロースト

ニカラグア カサ・ブランカ農園 フレンチロースト

中米ニカラグアの新年度のコーヒーが入荷いたしました
2018年2月にオーナーの後藤が産地へ視察に行った際に買い付けを行った珈琲豆です。

カルプレス地区はホンジュラスの国境に近いヌエバ セゴビア地方のカサブランカ農園にある区画です。カルプレス地区は少し奥にはいると、バナナ、グアバなどのシェードツリーが覆い茂っており、リリオと呼ばれるピンクの小さな花がいたるところで咲いています。さまざまな昆虫、野鳥も生息しており、夜になるとサル、キツネ、シカ、ヒョウなどが活動を始めます。

このような豊かな自然資源を保護し環境と調和しながらコーヒーを丁寧に育てております。
カサブランカ農園はカップオブエクセレンスに幾度も入賞の経歴があり、実績のあるコーヒー農園です。

丸美珈琲店

苦味と甘さのバランスの取れたクリーンな味わいが印象的です。深煎りのふくよかな味わいです。

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