Lonich,：チャイナプーアールメンリァンティアン・ユファーマーズライト

Lonich, チャイナプーアールメンリァンティアン・ユファーマーズライトです。

Lonich, （ロニック）は、「コーヒー体験をデザインする」をコンセプトに掲げるクリエイティブコーヒーブランドです。

チャイナプーアールメンリァンティアン・ユファーマーズライト

孟連天宇生産者協同組合

孟連天宇生産者協同組合（Menglian Tinayu Farmers Cooperative）は、2010年に設立された中華人民共和国雲南省普洱市孟連タイ族ラフ族ワ族自治県娜允鎮妄掌村の生産者協同組合です。娜允鎮妄掌村は、中国南西部ミャンマーとの国境近くに位置しています。この地域の人々は通常、茶の栽培で生計を立てています。

リーダーはイェピン（YePing）です。

イェピンと彼女の夫は、2007年にこの地域にコーヒーを持ち込みました。他の村人たちにお茶と一緒に、あるいはお茶の代わりにコーヒーの栽培を始めるように、忍耐強く説得を続けました。イェピンと彼女の夫は、コーヒー栽培の適切な方法を教えるためのトレーニングを提供し、他の村人が売れないコーヒーを買い取ると約束しました。

2013年に強烈な霜が降り、村のコーヒーの木がすべて枯れてしまうという大きな挫折を味わいましたが、それでも彼らはコーヒーを植え、分け合い続けました。また、嫌気性発酵のようなユニークな精製方法を採用するようになりました。

2018年に、イェピンのコーヒーは雲南省の品評会で第1位に輝き、2019年と2020年にも入賞しました。2020年、上海で開催された第3回中国国際輸入博覧会（CIIE）（China International Import Expo）に雲南省のコーヒーが出展されました。2021年5月、イェピンの栽培したコーヒーは、国連安全保障理事会のメンバー代表に贈呈されました。

Coffee grown by women of Wa ethnic group in SW China's Yunnan sent as a gift at UN：http://en.people.cn/n3/2022/1109/c90000-10169035.html

品種

品種はカチモール（Catimor） T8667 T5176です。

精製方法

精製方法はダブル・アネロビック・ハニー（Double Anaerobic Honey）です。

Lonich, チャイナプーアールメンリァンティアン・ユファーマーズライト

China - Pu'er - Menglian - Tian Yu Farmers - Light

プーアルと同じエリアに属するモウレン地域は高品質なスペシャリティコーヒーが育てられることで有名です。またミャンマーとの国境沿いに位置し、多くの少数民族（タイ族、ワ族）が暮らす地域として知られ、彼らの多くがコーヒー生産で生計を立てています。栽培方法や精選技術が高い生産者が多い為、発展的なプロセスによりユニーク且つ明確なフレーバーが得られ、品評会の上位のほとんどはこの地域で育つコーヒーです。その中でもTian YuはBest of Yunnanにおいて常に上位に入る実力のある農園です。

1500ｍ以上の地域は霜の影響が大きく、雲南でも生産地域が限られます。Tian yuの場合、高い標高でも育てることができるエリアがあるため、より栄養が凝縮されたチェリーを栽培することができます。このロットでは完熟チェリーを採摘後に低温無酸素での発酵を72時間を行い、脫皮後も再び72時間同様の発酵を加えます。その後、ハニープロセスを行いアフリカンベッドの上で25日間丁寧に乾燥させ、水分11%～12%で脱穀します。コーヒーのポテンシャルを引き上げ、より綺麗な酸味やユニークなフレーバーを生み出す為、予備発酵を行うプロセスを行い、カスタムロットとしてハニープロセスをオーダー。約50％のミューシレージを残したレッドハニー近い方法を採用することで、ミルクティーを思わせる芳醇な香りと蜂蜜のような甘味を生み出しました。
Heirroom