ヒロコーヒー:コスタリカ アキアレス農園
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ヒロコーヒー コスタリカ アキアレス農園です。

ヒロコーヒー(HIRO COFFEE)は、1977年創業の大阪府吹田市に本社を置くコーヒー会社です。

コスタリカ アキアレス農園

アキアレス農園

「AQUIARES」,ヒロコーヒー 2019年2月15日.

アキアレス農園(Aquiares Estate)は、コスタリカ(Costa Rica)カルタゴ州(Cartago Province)トゥリアルバ・カントン(Turrialba Canton)アキアレス地区(Aquiares District)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、セントラル・バレーに区分されます。

農園主はアルフォンソ・ロベロ(Alfonso Robelo)です。

アキアレス農園は、HIROCERT契約農園です。

首都SanJoseから南東に1.5時間の場所に位置する、カルタゴ州トリアルバ アキアレス地区にある農園です。
セントラルバレーエリアとなります。
1920年よりコーヒー生産が開始された農地を、現オーナーで農園管理者であるAlfonso Robelo氏が知人と共同出資の形で1971年に購入しました。 標高は900~1,400mと、トリアルバ火山の裾野にコーヒー生産地が広がります。 総面積924haのうち、コーヒー栽培は660ha分です。
年間約1,000トン程度の安定生産量があります。
生産量の90%はメインストリームとしてコンテナ単位で販売されます。

日本向けには、標高1,200m以上の区画でとれる原料のみでロットを構成し、伝統的なフルウォッシュ製法となります。
この農園の最大の特徴は、なんと言っても規模です。
単一農園としてはコスタリカ最大です。

HIROCERT契約農園」,ヒロコーヒー

歴史

アキアレス農園は、1890年にコスタリカのリモン港への鉄道を活用しようとした農民たちによって設立されました。農園は独自のミルを建設し、コスタリカ・コーヒーの特徴であるウォッシュト精製に焦点を当てました。間もなく、アクアレス農園は、そのコーヒーの品質から、ヨーロッパ、アメリカ合衆国、日本の顧客を獲得しました。

1900年代初頭、英国人リンド一家(Lindo Family)がこの農園を取得しました。1925年、彼らはまず、ベルギーからアルミニウムを使用した教会を輸入し、ステンドグラスをイタリアに特別注文しました。現在まで、この教会はアキアレスのコミュニティの中心であり続けています。

1949年、農園はコスタリカの軍隊を廃止した元大統領ホセ・フィゲーレス・フェレール(José Figueres Ferrer )の一族であるフィゲレス家(Figueres Family)に買い取られました。この名家は、1970年代初頭まで農園を発展させ、3つの家族が所有するようになりました。

アキアレス農園はコーヒー農園であると同時に、2,000人の人々からなるコミュニティでもあります。100年以上の歴史を持つ小学校、青少年スポーツプログラム、リサイクル委員会、幼児栄養センター、そして1925年に建てられた教会(国定建築史跡)がコミュニティの自慢です。

アキアレス農園は、1990年代から地域コミュニティの住宅所有率を向上させるためのキャンペーンを開始しました。従業員一人ひとりに勤続年数に応じてボーナスが支給され、農園は政府ローンを申請する人たちを支援しました。現在では、アキアレス農園の従業員の96%が自分の家を所有しています。

アキアレス農園はコスタリカ最大のコーヒー農園で、2003年からレインフォレスト・アライアンス認証、2016年からカーボンニュートラルを取得しています。

地理

アキアレス農園は、アキアレス川とトゥリアルバ川に挟まれた場所に位置しています。このため、「アキアレス(Aquiares)」とは、先住民族フエタル族(Huetar People)の言葉で「川の間の土地」を意味します。トゥリアルバ火山の斜面は、かつてこの先コロンブス期の文明の重要な中心地であり、コスタリカの中でも最も発達していたと考えられています。

コスタリカで最も重要な先住民族の集落であるグアヤボ国定公園(Guayabo National Monument)は、わずか5kmのところにあります。農園で発見されたペトログリフは、アキアレスに集落があったことを示し、コーヒーノキの間からは先住民の遺物が今も見つかっています。

品種

品種はカツーラ(Caturra)、カツアイ(Catuai)、カチモール(Catimor)です。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

ヒロコーヒー コスタリカ アキアレス農園

コスタリカ アキアレス農園

ブラウンシュガーや蜂蜜のように甘いアロマ、フレーバー。
酸は口当たりが優しくリンゴのような風味で調和のとれたマイルドカップ。

ヒロコーヒー

ナッツのようなフレーバー、ブラウンシュガーのような甘さが印象的です。冷めてもりんごのような軽い印象の味わいです。


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