エチオピアのコーヒー生産地 ウォルカ・サカロ
ウォルカ・サカロ
ウォルカ・サカロ(Worka Sakaro)は、エチオピア(Ethiopia)南部諸民族州(SNNPR)(Southern Nations, Nationalities, and People's Region)ゲデオ地方(Gedeo Zone)ゲデブ郡(Gedeb Woreda)の住民自治組織(Kebele)です。コーヒー生産地域としては、イルガチェフェ地域(Yirgacheffe Area)に区分されます。
ゲデブ郡は、イルガチェフェ郡(Yirgacheffe Woreda)のすぐ南に位置しています。ゲデブ郡には、16のケベレ(住民自治組織)があり、その1つがウォルカ・サカロです。ウォルカ・サカロは、スペシャルティコーヒーの世界では、「ウォルカ」という名前で知られており、ウォルカ・サカロとその周辺ではいくつかのウォッシング・ステーションが稼働しています。
「ウォルカ(Worka)」は、ゲデオ語で「黄金」を意味してます。エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエがこの地を訪れた際、人々のもてなしに感激し、「ウォルカ(黄金)の地」と名付けました。また、ゲデブ周辺に自生する大木を、地元では「サカロ(Sakaro)」と呼ぶことから、このケベレは「ウォルカ・サカロ」と呼ばれています。
ウォルカ・サカロに含まれる土地の約半分でコーヒーが栽培されており、コーヒーは地元民の文化や経済にとって、重要な要素となっています。
ウォルカ・サカロ Worka Sakaro:https://real-coffee.net/category/coffee-origin/africa/ethiopia/southern-nations-nationalities-and-peoples-region/gedeo-zone/gedeb-woreda/worka-sakaro-kebele