丘の上珈琲(珈琲考房) エクアドル ガラパゴス諸島 サン・クリストバル島 エル・カフェタル・サン・クリストバル農園 ブルボンです。
丘の上珈琲(珈琲考房)は、北海道夕張郡にある自家焙煎珈琲店です。
エクアドル ガラパゴス諸島 サン・クリストバル島 エル・カフェタル・サン・クリストバル農園 ブルボン
エル・カフェタル・サン・クリストバル農園
エル・カフェタル・サン・クリストバル農園(Hacienda El Cafetal San Cristobal)は、エクアドル(Ecuador)ガラパゴス諸島(英語:Galápagos Islands、スペイン語:Islas Galápagos)サン・クリストバル島(San Cristóbal (Chatham) Island)に位置しています。
エル・カフェタル・サン・クリストバル農園は、約500ヘクタールの広大な面積を誇るサン・クリストバル島最大のコーヒー農園です。500ヘクタールのうち、約300ヘクタールでコーヒーが栽培されています。この300ヘクタールのうち、積極的な管理の下にあるのは約243ヘクタールです。
農園の標高は150m - 350mですが、特殊なマイクロクライメイトにより、標高500m - 1,200mに相当する環境です。標高1,350mにあるエル・フンコ(El Junco)湖のミネラル豊富で新鮮な水を豊富に利用できる環境にあります。
プロカフェ株式会社(Productora de Café Galapagos PROCAFE S.A.)
エル・カフェタル・サン・クリストバル農園は、エクスピゴ株式会社(Expigo S.A.)の子会社であるプロカフェ株式会社(Productora de Café Galapagos PROCAFE S.A.)(以下、プロカフェ)の所有農園です。
プロカフェは、ガラパゴス諸島コーヒー生産の先駆者です。代表はウィルソン・ゴンザレス・デュシェ(Wilson Gonzalez Duche)氏です。
ゴンザレス氏は、1990年にマニュエル・J・コボス(Manuel J. Cobos)の「エル・カフェタル」を発見し土地を取得、農園を再建しました。エル・カフェタル・サン・クリストバル農園の「エル・カフェタル」は、コボスの「エル・カフェタル」からその名前が取られています。
プロカフェはその後、サンタ・クルス島(Santa Cruz (Indefatigable) Island)にもコーヒー生産を拡大しました。
認証
プロカフェは、ガラパゴスコーヒーの原産地証明(Galapagos Coffee Certificate of Origin)、USDAオーガニック(USDA Organic)、KiWi BCS、バード・フレンドリー(Bird Friendly)、シェード・グロウン認証(Shade-Grown Certification)を取得しています。
品種
品種はブルボン(Bourbon)です。
現在サン・クリストバル島では、コボスによって持ち込まれたアンティーク・ブルボン(古いブルボン)が栽培されています。これまで品質改良されることなく今に至っているため、純粋種としての希少価値の高いコーヒーです。
サン・クリストバル島は3つあるいは4つの複合する火山からなり、それらの火山は現在すべて活動を停止しています。サン・クリストバル島では、火山灰の肥沃な土壌、豊かな海風、孤島特有の日射といった大陸から隔離された独特の環境で、シェードツリーを利用した有機栽培が行われています。
精製方法
精製方法はフリー・ウォッシュト(Fully Washed)です。
手摘みで収穫されたコーヒーチェリーはミルに運ばれ、水が張られた巨大なプラスチック製の容器に入れられ、水に沈まず浮かび上がった不良豆を取り除きます。
さらに木製の選別用のテーブルで不良豆を選別した後パルピング(果肉除去)し、先ほどのプラスチック製の容器で10時間から12時間発酵させます。その後、水洗し、乾燥させます。
乾燥させた豆は、エクアドル本土のグアヤキル(Guayaquil)に送られます。輸送中の湿度とグアヤキルの気候を考慮して、豆は水分含有量11%まで乾燥させます。
味
丘の上珈琲(珈琲考房) エクアドル ガラパゴス諸島 サン・クリストバル島 エル・カフェタル・サン・クリストバル農園 ブルボン
ブレンドしたかのような、バランスの取れた味わい。
丘の上珈琲
中庸になるよう水分を飛ばして焙煎すると、コクがあり豊かなコーヒーに仕上がります。大粒で見た目にも美しく、まさに自然が作り出したブレンドといえます。
焙煎
丘の上珈琲は、コーヒーを中煎りで焙煎しています。取り扱いのコーヒーはすべてハイローストからシティロースト程度で焙煎され、それぞれの豆の特性に合わせて焙煎度合を調整しています。
ガラパゴスは、丘の上珈琲(珈琲考房)の取り扱うコーヒーの中では、中庸のバランスのとれた味わいです。
抽出
味
ハーバル(ラベンダーやローズマリーやセージなどハーブのような香りのこと)な清涼感のある爽やかなフレーバー、パイナップルのような酸味、チョコレートのようなボディが印象的です。ハーブのような清涼感のある爽やかなフレーバーが支配的ですが、酸味、苦味、甘さのバランスのとれたコーヒーです。
<参考>
"Early Colonisation",Discovering Galapagos<https://www.discoveringgalapagos.org.uk/discover/human-history/permanent-settlement/early-colonisation/>
"Ecuador Galapagos San Cristobal - El Cafetal Organic",Cropster Hub<https://hub.cropster.com/store/listings/7990>