丸美珈琲店:ボリビア センダ・サルバヘ農園
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丸美珈琲店 ボリビア センダ・サルバヘ農園です。

丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した北海道札幌市中央区に本店を置くスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。

オーナーの後藤 栄二郎(ごとう えいじろう)は、2004年にドイツで開催されたワールド カップ テイスターズ チャンピオンシップ(WCTC)(World Cup Tasters Championship)で第3位に入賞しました。また、2013年のジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)で優勝し、2014年にイタリアで開催されたワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(WCRC)(World Coffee Roasting Championship)で第6位に入賞しました。

ボリビア センダ・サルバヘ農園

センダ・サルバヘ農園

センダ・サルバヘ農園(Finca Senda Salvaje)は、ボリビア(Bolivia)ラ・パス県(La Paz Department)ユンガス地方(Yungas Region)カラナビ群(Caranavi Province)に位置する農園です。

農園主はカルメロ・ユフラ(Carmelo Yujra)です。彼は農園だけでなく、カラナビの中心部にスペシャルティコーヒーショップを所有しています。

カルメロは、第2代目のコーヒー生産者です。ユフラ家は、ボリビア カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Exellence)において、2008年に84.79点を獲得し第22位、2009年に90.90点を獲得し第5位に入賞したことで、他の生産国への渡航の道が開かれ、コーヒー生産の知見をさらに深めることができました。

カルメロの生産するコーヒーは、ナショナル・トーナメント・クオリティ・カップ(英語:National Tournament Quality Cup、スペイン語:Torneo de Café Taza Presidencial)で、2019年に第4位、2020年に第3位、2021年に第5位と第7位に入賞しています。

農園名の「センダ・サルバヘ(Senda Salvaje)」は、スペイン語で「野生の道」を意味しています。この土地を購入した後、コーヒーを植えるために土地を整備していたとき、労働者たちは木の後ろで動く影に気付き始めたそうです。しかし、具体的なものは見えず、影は現れたり消えたりして、いつしか影の話は噂になりました。

ある日、彼らが道具を置いている小さな家で寝ていたカルメロの友人が、早朝に巨大な猫の音と顔で目を覚ましたことがありました。カルメロの友人がパニックのあまり発した悲鳴に、ジャガーはたちまち怯え、隣のジャングルに続く道を走り去っていきました。幸い怪我人はおらず、ジャガーは二度と近づいてくることはなかったそうです。

この出来事から、「センダ・サルバヘ」は生まれました。

品種

品種はティピカ(Typica)、カツーラ(Caturra)です。

COEで二度の受賞歴を誇る高品質の豆で、質のよい酸味が最大の特徴。入れ立てはフローラル系の香りがあり、冷めると甘酸っぱいフレーバーが強く感じられる。

珈琲事典」,学研パブリッシング p.150

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

丸美珈琲店 ボリビア センダ・サルバヘ農園

ボリビア センダ・サルバヘ農園

この農園のあるカラナビエリアは、肥沃な土壌やコーヒー栽培に適した気候により、

上質なコーヒーが多く生産されています。

丸美珈琲店

〜味わい〜

上質なチョコレートを思わせる質感とほのかな甘み。

心地よいほろ苦さがバランスよく感じられます

丸美珈琲店

高級チョコレートのような滑らかで繊細な味わいに、白ワインのようなニュアンスが感じられます。冷めてくると、ハーブのような印象が生まれます。ティピカ、カツーラとしては、個性的な味わいです。

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