丸美珈琲店:ボリビア センダ・サルバヘ農園

丸美珈琲店 ボリビア センダ・サルバヘ農園です。

丸美珈琲店(MARUMI COFFEE)は、2006年4月に創業した札幌市のスペシャルティコーヒー専門店です。現在札幌市内に6店舗展開しています。

ボリビア センダ・サルバヘ農園

スポンサーリンク

センダ・サルバヘ農園

センダ・サルバヘ農園(Finca Senda Salvaje)は、ボリビア(Bolivia)ラ・パス県(La Paz Department)ユンガス地方(Yungas Region)カラナビ群(Caranavi Province)に位置する農園です。

農園主はカルメロ・ユフラ(Carmelo Yujra)です。彼は農園だけでなく、カラナビの中心部にスペシャルティコーヒーショップを所有しています。

カルメロは、第2代目のコーヒー生産者です。ユフラ家は、ボリビア カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Exellence)において、2008年に84.79点を獲得し第22位、2009年に90.90点を獲得し第5位に入賞したことで、他の生産国への渡航の道が開かれ、コーヒー生産の知見をさらに深めることができました。

カルメロの生産するコーヒーは、ナショナル・トーナメント・クオリティ・カップ(英語:National Tournament Quality Cup、スペイン語:Torneo de Café Taza Presidencial)で、2019年に第4位、2020年に第3位、2021年に第5位と第7位に入賞しています。

農園名の「センダ・サルバヘ(Senda Salvaje)」は、スペイン語で「野生の道」を意味しています。この土地を購入した後、コーヒーを植えるために土地を整備していたとき、労働者たちは木の後ろで動く影に気付き始めたそうです。しかし、具体的なものは見えず、影は現れたり消えたりして、いつしか影の話は噂になりました。

ある日、彼らが道具を置いている小さな家で寝ていたカルメロの友人が、早朝に巨大な猫の音と顔で目を覚ましたことがありました。カルメロの友人がパニックのあまり発した悲鳴に、ジャガーはたちまち怯え、隣のジャングルに続く道を走り去っていきました。幸い怪我人はおらず、ジャガーは二度と近づいてくることはなかったそうです。

この出来事から、「センダ・サルバヘ」は生まれました。

品種

品種はティピカ(Typica)、カツーラ(Caturra)です。

COEで二度の受賞歴を誇る高品質の豆で、質のよい酸味が最大の特徴。入れ立てはフローラル系の香りがあり、冷めると甘酸っぱいフレーバーが強く感じられる。

珈琲事典」,学研パブリッシング p.150

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

丸美珈琲店 ボリビア センダ・サルバヘ農園

ボリビア センダ・サルバヘ農園

この農園のあるカラナビエリアは、肥沃な土壌やコーヒー栽培に適した気候により、

上質なコーヒーが多く生産されています。

丸美珈琲店

〜味わい〜

上質なチョコレートを思わせる質感とほのかな甘み。

心地よいほろ苦さがバランスよく感じられます

丸美珈琲店

高級チョコレートのような滑らかで繊細な味わいに、白ワインのようなニュアンスが感じられます。冷めてくると、ハーブのような印象が生まれます。ティピカ、カツーラの品種としては、個性的な味わいです。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事