可否茶館:インドネシア クリンチマウンテン

可否茶館 インドネシア クリンチマウンテンです。

可否茶館は、1971年に北海道札幌市大通に開業した自家焙煎珈琲店です。現在小樽市と札幌市を中心に16店舗を展開しています。

インドネシア クリンチマウンテン

クリンチマウンテン

「インドネシア クリンチマウンテンALKO紹介(英語)」,[坂ノ途中]海ノ向こうコーヒー 2021年6月27日.

クリンチマウンテン(Kerinci Mountain)は、インドネシア(Indonesia)スマトラ島(Sumatra)ジャンビ州(Jambi Province)クリンチ県(Kerinci Regency)カユ・アロ(Kayu Aro)で生産されたコーヒーです。

この地域には、カユ・アロ・ティー・プランテーション(Kayu Aro Tea Plantation)という政府系の大規模な茶園があり、伝統的な米や野菜とともにコーヒーが栽培されるようになったのは、ここ数年ほどのことです。

アルコ協同組合(Alko Cooperative)は2013年に設立され、400人の農民が加入しています。17の村にまたがる合計291ヘクタールでコーヒーが栽培されています。

この協同組合は、世界自然保護基金(WWF)(World Wide Fund for Nature)から資金提供を受け、インフラ整備、農家への地域環境との調和に関する教育、クリンチ・セブラット国立公園(Kerinci Seblat National Park)の保護など、多面的なプロジェクトを行っています。

ALKO Cooperatives’ Social Initiatives: Empowering Coffee Farmers to Preserve Kerinci Seblat National Park, Indonesia:https://www.emerald.com/insight/content/doi/10.1108/978-1-80071-845-620231011/full/html?skipTracking=true

精製方法

精製方法はナチュラル(Natural)です。

可否茶館 インドネシア クリンチマウンテン

インドネシア クリンチマウンテン

ストロベリーや梅酒を思わせる芳醇な香りがあり、
フルーツ感のある甘さが長く続くコーヒーです。

クリンチマウンテンは標高3000m越えの山で、栽培地域もそのほとんどが1600m前後。
クリンチマウンテン周辺には昔からコーヒー生産者がたくさんいましたが、
近年生産者組合が数多く作られるようになりました。

今回のALKO生産者組合も、代表のスルヨノ(Suruyono)さんが460世帯の農家さんをまとめ、
彼らにスポットライトが当たるようなコーヒーを作りたいと設立しました。
品質管理も徹底的に行い、特に乾燥工程を重視しています。
ナチュラル製法の場合、大きく三段階に分けられますが、
その最初の工程をゆっくりと行うことによって
フルーティでかつ芳醇な発酵フレーバーを作り出します。
スマトラ島では珍しいナチュラル製法の上に、品質がとても高いのが特徴です。

可否茶館

ストロベリーのようなフレーバーと酸味、透明感のある味わいが印象的です。冷めてくると酸味の主張が強くなりますが、ストロベリーフレーバーは穏やかで、すっきりとした後味が印象的です。

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