サザコーヒー:サザブラジル
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サザコーヒー サザブラジルです。

サザコーヒー(Saza Coffee)は、1942年に創業した茨城県ひたちなか市に本社のあるコーヒー会社です。コロンビア・カウカ県に自社農園であるサザコーヒー農園を所有しています。

サザブラジル

プログレッソ農園

プログレッソ農園(Fazenda Progresso)は、ブラジル(Brazil)バイーア州(State of Bahia)チャパダ・ディアマンティナ(Chapada Diamantina)ムクジェ(Mucugê)に位置する農園です。標高1,100m - 1,180m、総敷地面積22,000ヘクタールの大規模農園で、そのうちコーヒーを栽培しているのは700ヘクタールです。周辺には、山のような崖の形成(チャパダ)と19世紀のダイヤモンド採掘(ディアマンティナ)で知られるチャパダ・ディアマンティナ国立公園(Chapada Diamantina National Park)があります。

プログレッソ農園は、3世代にわたって事業を行ってきたボレ家(Borré Family)が所有しています。ボレ家は、1984年にブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州(State of Rio Grande do Sul)から北東部のバイーア州へと移住しました。一家は、ムクジェに近いイビコアラ(Ibicoara)に土地を購入しました。当初、一家は大豆、小麦、じゃがいもなどを栽培していました。じゃがいもの栽培は大成功を収め、投資が活発になり、一家はブラジル最大のジャガイモ生産者の1つとなりました。

2005年、ボレ家は土地での活動を多様化するために、コーヒー栽培を始めました。高地、豊富な降雨量、肥沃な土壌など、スペシャルティコーヒーを生産するための理想的な条件が揃っていることを理解していたためです。末っ子のファビアーノ・ボレ(Fabiano Borré)が、コーヒー・プログラムの先頭に立ち、可能な限り最高品質のコーヒーを生産するために、最先端のインフラと農業手法に投資しました。ファビアーノは、優れたチームに囲まれ、この分野で最も尊敬されている専門家たちにアドバイスを求めました。その中には、カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)の創設者であり、ブラジルスペシャルティコーヒー協会の会長を務めたシルビオ・レイテ(Silvio Leite)も含まれていました。

10年間、ファビアーノはコーヒーの品質を向上させるための設備やプロセスを試み、投資を続けてきました。彼は強固な品質管理プログラムと専用の品質管理ラボを持っており、2010年から農園で働いているエドナルド・ナシメント(Ednaldo Nascimento)が率いる有能なカッピング・チームを組織しています。2015年に初めて参加したカップ・オブ・エクセレンス(CoE)で86.79点を獲得し第15位に入賞したことにより、この努力は報われました。また、2017年のカップ・オブ・エクセレンス(CoE)では87.17点を獲得し第20位に入賞しています。

精製方法

精製方法はパルプト・ナチュラル(Pulped Natural)です。

サザブラジルは、パルプドナチュラル製法のコーヒー豆です。『パルプドナチュラル』とはコーヒーチェリーの果肉を除去後、粘液性の糖質を付けたまま天日乾燥させる方法です。糖質を多く含んでいる分、出来上がりは通常より甘みを多く含んだコーヒーになります。

サザコーヒー

サザコーヒー サザブラジル

サザブラジル

ヘーゼルナッツを思わせる香り、
ブラウンシュガーのような適度なコクを感じる甘味、
柔らかな酸味、そして長く続く後味をお楽しみください。

サザコーヒー

キャラメルのような甘さとナッツのようなフレーバー、果実感のある酸味が印象的です。後味に発酵臭が若干残ります。

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