GINA(ジーナ)は、スロベニアのコーヒーブランドGOAT STORYによるスマートコーヒーメーカーです。2016年にKickstarterでクラウドファンディングを行い、50万ドル以上を集め、2017年に販売開始されました。
2018年に深堀 絵美(Emi Fukahori)は、ワールド ブリュワーズ カップ 2018(World Brewers Cup 2018)でGINA(ジーナ)を使用し、優勝しました。
日本では、2018年8月31日に販売開始され、2019年に2019 グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。
GINA ジーナ スマートコーヒーメーカー
GINA ジーナ
GINA(ジーナ)は、ポアオーバー(透過式)、イマージョン(浸漬式)、コールドブリュー(水出し)を一台でできるコーヒーメーカーです。
GINA(ジーナ)には、アプリ対応モデルのGINA SMART(ジーナ スマート)とアプリ非対応モデルのGINA BASIC(ジーナ ベーシック)があります。GINA SMART(ジーナ スマート)では、豆の計量から抽出までのオペレーションを一台で完結させました。アプリでは、コミュニティ機能でレシピの共有などができます。
セラミックファネルは、円錐形です。
円錐形のペーパーは、ポアオーバー(透過式)とイマージョン(浸漬式)に、円形ペーパーは、コールドブリュー(水出し)に使用します。
ポアオーバー(透過式)
ポアオーバー(透過式)では、セラミックファネルに搭載された開閉バルブにより、透過速度をコントロールできます。セラミックファネルを外さなくても、バルブを閉めると抽出を止めることができるため、便利です。
アプリでは、ブルーミング時間(蒸らし時間)、合計時間(抽出時間)を設定できます。
イマージョン(浸漬式)
イマージョン(浸漬式)では、バルブを閉めた状態で注湯し、スプーンでコーヒー粉を撹拌します。セラミックカバーで熱と香りを閉じ込め、3分から4分浸漬させます。浸漬後、バルブを開いて抽出を完了します。セラミックカバーは、リーフティの抽出にも使用できます。
アプリでは、ブルーミング時間(蒸らし時間)、合計時間(抽出時間)、タイマーを設定できます。
コールドブリュー(水出し)
コールドブリュー(水出し)では、コールドドリップグラスをセットします。コールドドリップグラスにコーヒー粉を入れ、円形のペーパーをセットし、水で湿らせます。セラミックファネルに氷と水を入れ、セラミックカバーで蓋をし、開閉バルブで抽出速度を調整します。
アプリでは、抽出速度を記憶し、抽出時間を確認できます。