カフェ ランバン エチオピア イルガチェフェ G1 ナチュラル 春輔です。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
エチオピア イルガチェフェ G1 ナチュラル 春輔
春輔
エチオピア イルガチェフェ G1 ナチュラル 春輔は、エチオピア(Ethiopia)南部諸民族州(SNNPR)(Southern Nations, Nationalities, and People's Region)ゲデオ地方(Gedeo Zone)イルガチェフェ群(Yirgacheffe Woreda)ハル住民自治組織(Haru Kebele)とスケ住民自治組織(Suke Kebele)で栽培されたコーヒーです。コーヒー生産地域としては、イルガチェフェ地域(Yirgacheffe Area)に区分されます。
この地域のほとんどの農家は1ヘクタール未満の土地を所有しており、サツマイモ、マンゴー、アボカドなどの自給作物を栽培しています。コーヒーは裏庭の換金作物として栽培されています。コーヒーは重要な収入源ですが、小規模なため最低限しか栽培されません。この地域で栽培されるコーヒーのほとんどはオーガニックですが、農家には、化学肥料、農薬、除草剤を散布する資金がなく、認証もありません。
収穫されたコーヒーチェリーは、プリムローズ・サービス・プロバイダー株式会社(Primrose Service Provider P.L.C)(以下、プリムローズ)のミルに持ち込まれます。プリムローズは、持ち込まれた1kgあたりのコーヒーチェリーに市場価格よりも高い金額を支払い、高品質のコーヒーチェリーを持ち込む農家にはインセンティブが支払われるため、通常よりも高い品質が保証されます。
ロット名の「春輔(ハルスケ)」は、ハル住民自治組織(Haru Kebele)とスケ住民自治組織(Suke Kebele)から付けられています。
品種
品種はエチオピア在来種です。
ゲデオ地方の固有種から派生した740110と74112の品種が、かなりの割合で含まれている可能性が高いと考えられています。
精製方法
精製方法はナチュラル(Natural)です。
収集されたコーヒーチェリーは、少なくとも1日に1回はミルに運ばれ、そこで比重選別後、アフリカン・ベッドで乾燥されます。水分含有量12%になるまで、定期的に攪拌します。
カフェ ランバン エチオピア イルガチェフェ G1 ナチュラル 春輔
当店初のイルガチェフェナチュラル春輔が入荷しました。ハル地区のスケ村のナチュラルということで春輔という名前です。品質管理が徹底された高品質のイルガチェフェです。
カフェ ランバン
カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選択できます。エチオピア イルガチェフェ G1 ナチュラル 春輔は、浅煎り(ライトロースト)、中煎り(ミディアムロースト)、深煎り(フレンチロースト)から選択できます。
浅煎り(ライトロースト)
味
イルガチェフェ特有の華やかなフレーバーとモカ特有の発酵臭が相まったフレーバーが印象的です。イルガチェフェのナチュラルらしい味わいです。
中煎り(ミディアムロースト)
味
イルガチェフェ特有の華やかなフレーバーとモカ特有の発酵臭が相まったフレーバーが印象的です。浅煎りよりもボディ感が増して、バランスの取れた味わいに仕上がっています。
深煎り(フレンチロースト)
味
明るいモカフレーバーと濃厚なボディ、とろみのある口当たりが印象的です。深煎りはエチオピア・モカらしい味わいです。
<参考>
「イルガチェフェG-1 ナチュラル 春輔」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2465.html>