ハウス カフェ デスポルパード デスポルパードコーヒーです。
ハウス カフェ デスポルパード(House Café Despolpado)は、神奈川県平塚市にあるカフェレストランです。
デスポルパードコーヒー
テオランディア農園
テオランディア農園(Fazenda Teolândia)は、ブラジル(Brazil)パラナ州(英語:State of Paraná、ポルトガル語:Estado do Paraná)ノルテ・ピオネイロ(Norte Pioneiro)カルローポリス(Carlópolis)に位置する農園です。標高520m、農園面積213ヘクタールのうち70ヘクタールでコーヒーが栽培されています。
ノルテ・ピオネイロには、パラナノルテピオネイロスペシャルティコーヒー協会(ACENPP)(Association of Specialty Coffees of the Pioneer North of Paraná、ポルトガル語:Associação dos Cafés Especiais do Norte Pioneiro do Paraná)やパラナノルテピオネイロスペシャルティ認証コーヒー協同組合(COCENPP)(英語:Specialty and Certified Coffee Cooperative of Pioneer North of Paraná、ポルトガル語:Cooperativa de Cafés Especiais e Certificados do Norte Pioneiro do Paraná)といった協会や協同組合があり、生産者たちはこれらの組織に所属してコーヒー生産に取り組んでいます。
農園主はジョルジ・ユーキ・イトウ(Jorge Yooki Ito)です。2017年時点では、ブラジルで212番目に大きいコーヒー輸出業者です。
デスポルパードコーヒーは、1975年のパラナ州の降霜により全滅し、「門外不出のまま封印されたコーヒー豆」だそうです。
「一皮むけた」「きれい」を意味する「デスポルパ-ド」を冠されたまま、約40年前ブラジルの大霜で全滅し、門外不出のまま封印されたコーヒー豆。
カフェ デスポルパード
デスポルパードコーヒーは、日本ではハウス カフェ デスポルパードのみで取り扱われている限定品です。
品種
品種はムンドノーボ(Mundo Novo)です。
精製方法
精製方法はセレージャ・デスカスカード(Cereja Descascado)です。デスポルパドール(Despolpador)という職人によって、手作業で果肉除去処理されます。
赤い果実(コーヒーチェリー)を樹上で完熟発酵させた後に、高温になる庭で天日に晒し、コーヒーチェリーの養分を残らず珈琲豆(Coffee Beans)の中に凝縮還元させ、最後に水洗いを一切する事なく、手作業によりコーヒーチェリーの果肉剥離処理を施す(despolpar)、手間暇かけた高品質珈琲豆だけがデスポルパ-ド珈琲豆と呼ばれていました。今それは、デスカスカード珈琲豆(Café Cereja Descascado)とも呼ばれています。
自然な発酵工程を経て精製されたデスポルパ-ド珈琲豆は、これぞコーヒーという、独特で馥郁たる、優しく芳醇な香りを放ち、忘れえぬ深い味わいで、昔、ブラジルのデスポルパ-ド珈琲園を訪れた喫飲者達を虜にしたと伝えられています。そして、「一皮むけた」「きれい」を意味する「デスポルパ-ド」を冠されたまま、約30年前ブラジルの大霜で全滅し、門外不出のまま封印された珈琲豆、それがデスポルパ-ド珈琲豆です。今は未だ少量ですが、またここにデスポルパ-ド珈琲が少しづつ甦りつつあります。
カフェ デスポルパード
ハウス カフェ デスポルパード デスポルパードコーヒー
焙煎度合いはフレンチローストです。焙煎は、ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ 2016(JCRC)(Japan Coffee Roasting Championship)のチャンピオン、いつか珈琲屋の近藤 啓(こんどう ひらく)が担当しています。
味
甘い蜜のようなとろけるような口当たりと甘さが印象的です。素晴らしい質感と甘さが印象的な味わいです。