カフェテナンゴ エルサルバドル シャングリラ農園です。
カフェテナンゴ(Cafetenango)は、2008年に創業した東京都世田谷区の中米スペシャルティコーヒー専門店です。店主の栢沼 良行(かやぬま よしゆき)が直接現地の農園に赴き、信頼関係を築いた農園からコーヒーを買い付けています。
エルサルバドル シャングリラ農園
シャングリラ農園
シャングリラ農園(Finca Shangrila)は、エルサルバドル(El Salvador)アワチャパン県(Ahuachapán Department)アパネカ自治体(Apaneca Municipality)に位置する農園です。
農園主はフアン・カルロス・グレッグ・メサ(Juan Carlos Gregg Meza)です。
フアン・カルロスは、アパネカ=イラマテペク(Apaneca-Ilamatepec)山脈の中腹に、サン・ホセ農園(Finca San Jose)とシャングリラ農園(Finca Shangrila)の2つの農園を所有しています。
サン・ホセ農園(Finca San Jose)は、1997年に彼の祖父から相続した農園で、主にブルボン(Bourbon)が栽培されています。サン・ホセ農園はその広さゆえ、雨季の農作業から乾季の収穫まで、一年を通して庭園のような管理をされています。これらの活動はすべて、この農園で15年以上働いている管理者のクルス・アギラール(Cruz Aguilar)の指導のもと、経験豊富な農園労働者チームによって行われています。
シャングリラ農園は、サン・ホセ農園と同様、規模は小さいですが生態系に大きな価値を持っています。シャングリラはジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場するユートピアの名称で、「地上の楽園」と同義語になっています。シャングリラ農園で栽培されている品種はすべてブルボンで、10.5ヘクタールの土地は一年を通して細心の注意を払って管理されています。農薬の使用を最小限に抑え、在来種の動植物を保護するなど、環境に配慮した活動を行う上で、
この農園のもうひとつの特徴は、壮大な眺望と、年間を通じて平均気温が10℃前後と涼しい微気候にあります。この農園は、アルマジロ、鹿、アライグマ、その他の小型哺乳類など、在来種の動物にとって自然のシェルターとしての役割も担っています。
カップ・オブ・エクセレンス(CoE)
シャングリラ農園は、エルサルバドル カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)において、2009年にブルボン(Bourbón)のウォッシュト(Washed)が86.15点を獲得し第15位、2015年にブルボン(Bourbón)のナチュラル(Natural)が85.24点を獲得し第27位に入賞しました。
翌年2009年。エルサルバドルのカップオブエクセレンスは、シャングリラ農園のあるアパネカで行われていた。
この大会でシャングリラ農園は、見事入賞。エルサルバドル屈指のブルボン種を生産する農園として認知されることになる。
カフェテナンゴ
品種
品種はブルボン(Bourbon)です。
精製方法
精製方法はウォッシュト(Washed)です。
カフェテナンゴ エルサルバドル シャングリラ農園
味
チョコレートのようなボディをベースに、柑橘系の豊かな酸味が広がります。酸味が豊かな印象のブルボンです。