カフェ ランバン コスタリカ ボシュ農園です。
カフェ ランバン(Café RANBAN)は、1977年に創業した北海道札幌市にある自家焙煎珈琲店です。札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。
コスタリカ ボシュ農園
ボシュ農園
ボシュ農園(Finca Bosh)は、コスタリカ(Costa Rica)サン・ホセ州(San José Province)タラス・カントン(Tarrazú Canton)サン・クリストバル・スール(San Cristobal Sur)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、タラス(Tarrazú)に区分されます。
農園主はジョバンニ・モンゲ(Giovanni Mongke)です。
ボシュ農園は、標高1,800mの高地に位置しています。2015年に開園した新しい農園で、一家でスペシャルティコーヒー生産に注力しています。
品種
品種はカツーラ(Caturra)です。
カツーラはブルボンの突然変異種です。密集栽培が可能で、高収量を誇ります。標高が高ければ高いほど品質が上がりますが、生産性が落ちるのが特徴です。
カフェ ランバン コスタリカ ボシュ農園
アナエロビック ワイニー
サンホセ州タラス地区にある2015年スタートの新しい農園。アナエロビック精製のワイニーが入荷しました。アナエロビックというのは近年注目の新しい精製方法でAnaerobic(嫌気性発酵)という名前の通り、空気の入らない密閉性のタンクにコーヒーチェリーを入れて発酵を促し、通常の発酵プロセスよりも長時間かけてゆっくりと発酵させていきます。そうすることでこれまでにない独特なフレーバーを持つコーヒーができあがります。
カフェ ランバン
浅煎り(ライトロースト)
味
いちごのような甘酸っぱいフレーバーと酸味が綺麗に表現されたコーヒーです。発酵を用いた精製のコーヒーですが、非常にクリーンな味わいです。
中煎り(ミディアムロースト)
味
いちごのような甘酸っぱいフレーバーが印象的です。中煎りになるとボディ感が生まれますが、若干発酵臭が感じられます。浅煎りよりもクリーンさに若干劣ります。
深煎り(フレンチロースト)
味
いちごやピーチのような甘いフレーバーが最初に広がり、冷めてくると落ち着きます。発酵臭が若干感じられますが、新しい精製方法による特徴的なフレーバーが綺麗に表現されています。
カツーラ ワイニー
サンホセ州タラス地区にある2015年にスタートした新しい農園。ワイニー精製で作られたコーヒーなのでフルーティーさが際立っています。
カフェ ランバン
浅煎り(ライトロースト)
味
果実感のあるフレーバーとクリーンな味わいが印象的です。
中煎り(ミディアムロースト)
味
果実感のあるフレーバーとクリーンな味わい、柔らかな口当たりが印象的です。浅煎りよりもボディが増してますが、フレーバーとクリーンな味わいの印象が残ります。
深煎り(フレンチロースト)
味
果実感のあるフレーバーと柔らかでクリーンな味わいが印象的です。深煎りですが苦味よりも酸味に優れた味わいです。
極深煎り(イタリアロースト)
味
極深煎りでも酸味の残る焙煎度で、酸味と苦味のバランスが良く、クリーンな味わいが印象的です。
<参考>
「ボシュ農園 カツーラ アナエロビックワイニー」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2446.html>
「ボシュ農園 カツーラ ワイニー」,ATC Specialty Coffee<https://www.specialtycoffee.jp/beans/2303.html>