喫茶店(北海道札幌市):カフェ ランバン(Café RANBAN)とオリジナルブレンド

カフェ ランバン (Café RANBAN)とオリジナルブレンド

カフェ ランバン(Café RANBAN)は、札幌市中央区にある自家焙煎珈琲店です。狸小路5丁目を外れてすぐの場所にあります。

オーナーは、阿部 和弘氏です。カフェ ランバンは1977年創業で、札幌市の自家焙煎の先駆けとなる珈琲店の1つです。

 一方、こちらも自家焙煎で知られる「北地蔵」の日比三裕さんは、「ELEVEN」の開店こそ早かったが、自家焙煎を始めたのは2軒目の北地蔵(75年)からのこと。同年、「蔵人」の嶋津彰さんがススキノで、さらに2年ほど遅れて「カフェ・ランバン」の阿部和弘さんが自家焙煎をスタートさせている。

和田由美(2006)『さっぽろ喫茶店グラフィティー』,亜璃西社.p.138

狸小路5丁目には松山額縁店がありましたが、2021年(令和3年)3月31日をもって97年の歴史に幕を閉じました。

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松山額縁店

入口
2F
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 前身の「松山賞美堂」を真也さんの祖父清十郎さんが創業したのは、1926年(大正15年)。額縁の製造販売を手掛けた。最初の客は風景画で知られ、道内の水彩画普及に大きな役割を果たした画家繁野三郎さん(1894~1986年)だったという。

 店には展覧会時期が近づくと、額装を依頼する多くの画家が訪れた。太平洋戦争末期から一時期、岐阜県に疎開したが、53年に札幌に戻って店を再開。美術館や絵画愛好者からの依頼も多かった。

 清十郎さんは、六花亭製菓(帯広)の包装紙で知られる画家坂本直行さん(1906~82年)と親交が深く、店では坂本さんのスケッチ画などを販売してきた。

 清十郎さんは79年に83歳で亡くなった。真也さんは、先代社長の父雄策さん(1935~99年)から99年に店を引き継いだ。父に教えられたモットーの一つは「額縁の在庫は常に持っておくこと」。額縁店の多くは、店に見本のみ置き、注文を受けて問屋から取り寄せるスタイルだが、松山額縁店は客が気に入った額縁をその場で渡すことにこだわった。

「札幌「松山額縁店」2月末で閉店 道内画壇支えて95年 惜しむ関係者」,北海道新聞 2021年2月20日.
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カフェ ランバン

入口

カフェ ランバンは、1997年(平成9年)に第8回「札幌都市景観賞」を受賞しています。設計は、札幌市の数多くの名店を設計した今 映人(こん あきひと)氏です。

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内観

ディスプレイ
コピ・ルアク(コピ・ムサン)

カフェ ランバンのコピ・ムサン(コピ・ルアク)については、以下の記事を参照してください。

希少なコーヒー

カフェ ランバンでは、世界でも珍しい希少なコーヒーが取り扱われています。

1階

1階店内
店内奥
小窓
オブジェ
クラシックがかかる店内

1階席の他に、2階席もあります。

コーヒー

コーヒー豆
パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ オークション・ロット

カフェ ランバンのパナマ エスメラルダ農園 ゲイシャについては、以下の記事を参照してください。

左 ニューカレドニア エリーゼブルー 右 セントヘレナ島 ブルボン
左 ニューカレドニア エリーゼブルー 右 セントヘレナ島 ブルボン

ニューカレドニアのエリーゼブルーとセントヘレナ島のブルボンは、日本でも飲むことのできる店の少ない希少なコーヒーです。

ニューカレドニア エリーゼブルー 浅煎り

カフェ ランバンの浅煎りは、フレーバーに印象が集中しており、特に含み香(戻り香)の印象がとても強いです。

コーヒーを飲む前に、炭酸水で口の中を中和するのがランバン流です。

 モカやマンデリンなど10種類ほどが揃うストレートコーヒーを頼むと、まずリキュールグラスに入った炭酸水が出される。それを口に含み、舌をすっきりさせてからコーヒーを味わうのがランバン流だ。

和田由美(2006)『さっぽろ喫茶店グラフィティー』,亜璃西社.p124

また、カフェ ランバンは、『和田由美の札幌この味が好きッ!』で唯一取り上げられている喫茶店です。

 とはいえ、私がこの街で一番愛する焼き鳥屋「とり丸」への愛と信頼は、いささかも揺るぎはしない。この店は、オフィスから3丁ほど離れているし、取材拒否の店だから知らない人も多いだろうけれど、探し出してでも行って見る価値がある。私の義姉がすっかり気に入ってしまい、特にこの店のひな皮が大好きになってしまった。お酒が余り飲めないので、焼鳥を食べた後、喫茶店「カフェ ランバン」に立ち寄り、コーヒーを飲んで帰るのを定番にしている。それもいいよね。

激動のアリス」,和田由美の日々雑記 2006年11月2日.
オレンジケーキ

カフェ ランバンで取り扱われていたコーヒーについては、以下のリンクを参照してください。

カフェ ランバン(Café RANBAN):https://real-coffee.net/category/roastery-cafe/cafe-ranban

現在取り扱われているコーヒーについては、カフェ ランバンのホームページをご確認ください。

ネルドリップ

抽出はネルドリップです。

左 ケヤキ 中央 ナラ 右 クロガキ

このネルドリップ台は、宮大工によって制作されました。

左 ケヤキ 中央 ナラ 右 クロガキ
クロガキのネルドリップ台

クロガキは黒色の縞模様がある希少な木材です。

ネルとネルドリップ台

カフェ ランバン ブレンドコーヒー

飲みやすくバランスのとれた味わい深いブレンドになっております。酸味も楽しみたい方は浅煎りをおすすめいたします。極深ブレンドはアイスコーヒーに最適です

カフェ ランバン

カフェ ランバンでは、コーヒーの焙煎度を選ぶことができます。カフェ ランバンのブレンドコーヒーは、浅煎り(ライトロースト)のソフトブレンド、中煎り(ミディアムロースト)のミディアムブレンド、深煎り(フレンチロースト)のフレンチブレンドから選択できます。

ソフトブレンド

ソフトブレンド

心地よい酸味が特徴の、柔らかくすっきりとしたクリーンな味わいのコーヒーです。とても飲みやすくブレンドされています。

ミディアムブレンド

ミディアムブレンド

心地よい酸味が特徴の、バランスのとれた非常にクリーンな味わいです。苦味よりも酸味のほうが優れており、とても飲みやすくブレンドされています。

フレンチブレンド

フレンチブレンド

バランスのとれた非常にクリーンな味わいです。深煎りでも酸味が感じられる焙煎度合いで、心地よい苦味が感じられます。とても飲みやすくブレンドされています。

水出しコーヒー

水出しコーヒー

夏になると、水出しコーヒーを販売しています。水出しコーヒーを使った「琥珀の女王」というメニューもあります。

琥珀の女王

水出しコーヒー特有の濃厚なボディと甘さが印象的です。濃厚ですが、酸味に優れた味わいです。

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