ローソン マチカフェ:パナマ ゲイシャ(セラフィン農園)
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2019年1月29日に、ローソンのマチカフェでパナマ ゲイシャ(セラフィン農園)が発売されました。

ローソンのマチカフェ(MACHI café)は、大手コンビニコーヒーの1つです。マチカフェでは通常の100円コーヒーの他に、希少豆を使った限定メニューの500円コーヒーを販売しています。ローソンでは以前はパナマ ベルリナ 農園 ベイビーゲイシャ ウォッシュト、スペシャル・リザーブが発売されていましたが、新しくパナマ ゲイシャ(セラフィン農園)が販売されました。

ローソン マチカフェ パナマ ゲイシャ(セラフィン農園)

パナマ ゲイシャ(セラフィン農園)

パナマ セラフィン農園は、以前ローソンで販売されていたティピカ スペシャル・リザーブを生産していたベルリナ農園のオーナー、ルイス家が所有する農園です。セラフィン農園は、ミランダ家によって1920年に設立された古い農園で、セラフィン・ミランダまで数世代にわたって運営されていましたが、2000年にルイス家が買い取った農園です。

セラフィン・ミランダは1男5女に恵まれ、全員パナマシティの大学を卒業し、コーヒーとは違う世界で働くプロフェッショナルになりました。建築家となったひとり息子がいずれは家業を継いでくれると望んでましたが、息子どころか5人の娘たちも家業を継ぐことはありませんでした。数世代にわたって続けてきた家業が自分の代で途切れてしまうという事実を受け入れることは耐え難いものだったが、ミランダはルイス家に農園を売却すること決断しました。

ルイス家が引き継いだセラフィン農園では、ティピカとカツアイの2品種が栽培されていて、購入から10年が経った2010年からゲイシャとパカマラを栽培し始めました。マチカフェでこれまで取り扱いのあるパナマコーヒーはすべて、ベルリナ農園のルイス家の所有する農園のコーヒーです。

抽出

コンビニ各社の抽出方法はそれぞれ異なります。大手3社のコンビニでは、セブンイレブンがドリップ方式、ローソンとファミリーマートがエスプレッソ方式です。

エスプレッソ方式で淹れたコーヒーをドリップコーヒーと同じ濃さにする方法に、「アメリカーノ」と「ルンゴ」という二つの方法があります。「アメリカーノ」はエスプレッソをお湯で薄める方法で、「ルンゴ」ではエスプレッソ用に挽いた豆を抽出時間を長くし、ドリップコーヒーと同じ濃さになるまでお湯を注ぎ続けます。ローソンとファミリーマートの抽出方法はこの「ルンゴ」です。ローソンのコーヒーはエスプレッソ方式のため、他社に比べると苦味が強いのが特徴です。

ローソンは新型マシンとして「メリタ カフィーナXT6」の導入をはじめました。新しいマシンは現在のマシンと同様のエスプレッソ方式で、現在約40秒で抽出しているホットコーヒー(S)を約25秒で抽出し、約15秒短縮することが可能です。また、現在約29秒で抽出しているカフェラテ(M)を約20秒で抽出し、約9秒短縮します。これにより、商品を手渡しする時間を大幅に短縮することが可能になります。また、豆を砕くグラインダーはフラットディスク形式で、コーヒー豆が均一の粉状になることで雑味が減ります。また、より細かいメッシュのマイクロフィルターを使用することで、コーヒー本来の味をよりクリアに感じられるようになりました。

また、現在のマシンより清掃時間が1日20分短縮でき、Wi-Fi機能によるメニューの全店一斉改定が可能となります。現在はまだ随時導入段階にあり、2021年度には約14,000店が新型マシンとなる予定です。すでに導入されているお店ではよりクリアに、さらに美味しくなったコーヒーを飲むことができます。

ローソン マチカフェ パナマ ゲイシャ(セラフィン農園)

パナマ ゲイシャ(セラフィン農園)

パナマゲイシャ(セラフィン農園)
1月29日(火)発売! 
ローソン標準価格 500円(税込)生産国:パナマ共和国
生産地:チリキ県ボケテ渓谷オルケタ地区
グレード:SHB
加工方式:湿式
焙煎:ハイロースト

世界中の産地から厳選した シングルオリジンシリーズ です。
高価なコーヒー豆の一つとして名を馳せている「パナマゲイシャ」。ジャスミンの花のようなフローラルな香り、柑橘系のフルーツの香り、はちみつのような甘い香りなどを思わせる、奥深い華やかなフレーバーが特徴です。希少性が高いパナマゲイシャの淹れたての華やかな香りと、口に含んだ瞬間の爽やかな柑橘系の香りをぜひ、お楽しみください。

ローソン

エスプレッソ方式は気密性が高く、香りが外に出にくいため、淹れたてのコーヒーからゲイシャ特有の華やかな香りが立つことがありません。淹れたての段階ではゲイシャの味わいはほとんど感じられず、時間が経つにつれゲイシャの味わいが徐々に出てきます。ゲイシャは元々酸味が強く、苦味が弱い品種ですが、ハイローストをエスプレッソ方式で抽出しているため、苦味が強くなっています。抽出時間を長くとったエスプレッソ方式なので、苦味が強く、味が薄く、エスプレッソをお湯で薄めたような味わいなっているのが難点です。

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