アスラン コーヒー ファクトリー:コスタリカ フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノ H1 ブラックダイヤモンド・ナチュラル

アスラン コーヒー ファクトリー コスタリカ フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノ H1 ブラックダイヤモンド・ナチュラルです。

アスラン コーヒー ファクトリー(ASLAN Coffee Factory)は、福岡県北九州市にあるスペシャルティコーヒー店です。

コスタリカ フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノ H1 ブラックダイヤモンド・ナチュラル

フィンカ・エル・カナル

フィンカ・エル・カナル(Finca El Canal)は、コスタリカ(Costa Rica)アラフエラ州(Alajuela Province)サバニージャ・カントン(Sabanilla Canton)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、セントラル・バレー(英語:Central Valley、スペイン語:Valle Central)に区分されます。

フィンカ・エル・カナルは、ラス・ラハス マイクロミル(Las Lajas Micromill)の所有農園です。

品種

品種はH1(セントロアメリカーノ(Centroamericano))です。

精製方法

精製方法はブラックダイヤモンド・ナチュラル(Black Diamond Natural)です。

ブラックダイヤモンド・ナチュラルは、通常のナチュラル精製とよく似た独自の精製方法です。高床式ベッドで表面湿度を乾燥させた後、乾燥パティオでチェリーを山積みにし、発酵を人為的にコントロールしながら乾燥させていきます。

アスラン コーヒー ファクトリー コスタリカ フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノ H1 ブラックダイヤモンド・ナチュラル

コスタリカ フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノ H1 ブラックダイヤモンド・ナチュラル

フィンカ・エル・カナル セントロアメリカーノH1/ブラックダイヤモンド・ナチュラル

当クロップは厳格な収穫基準、選別から始まり、最後は乾燥パティオで15日~22日間の天日乾燥を行います。オスカルさんの工程はほとんどが普通のナチュラル製法と全く一緒なのですが、彼は乾燥前と乾燥中にだけ従来のナチュラル製法にない取り組みを行います。

乾燥前に、一度レイズドベッドで表面的な湿度を乾燥させます。この表面的な湿度を乾燥させる工程によって、ゆっくりと時間をかけて自然発酵させながら乾燥させても風味が腐敗していかない受動乾燥を可能にします。

その後、乾燥パティオに移動させて乾燥工程に入りますが、この乾燥工程でオスカルさんはコーヒーチェリーを山積みにして、あえて乾燥ムラが出来るような状態を作りながら乾燥させていきます。これは他のナチュラルの工程よりも注意が必要です。

この状態だとチェリーはゆっくりと乾燥していくため、山積みになった内部のチェリーは湿度も高くどんどん発酵していきます。次第に発酵熱を帯びていきますが、彼は豆が熱を持たないように温度や動きを常にチェックし、発酵を人為的にコントロールすることを目指していますが、その作業は職人のような感覚的な工程です。

自然発酵を促しつつチェリーの細胞組織を発酵で破壊しないように、この工程で、通常よりもゆっくりとした脱水、急激な温度上昇を許さないこと、そして次第に上がっていく温度を完璧にコントロールすることを意識しながら彼はこの工程に取り組みます。広がってくる味わいにはフルボディの赤ワインや、ラムレーズン、ドライベリーのような重厚でコンプレックスな質感と酸味が楽しめます。

Heirroom

フルボディの赤ワインやストロベリージャムのような重厚で複雑なフレーバーが印象的です。発酵による重厚なフレーバーが非常にクリーンに感じられる味わいです。

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