スタンダードコーヒーラボ:石川 蒼バリスタ パナマ バンビート レッド・キモノ ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2022
スポンサーリンク

石川 蒼バリスタ パナマ バンビート レッド・キモノ ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2022

ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2022

「【台本のない、コーヒーのおはなし】♯65」,スタンダードTV【STANDARD COFFEE LAB.】 2022年10月15日.

スタンダードコーヒーラボ(Standard Coffee Lab.)の石川 蒼(いしかわ あおい)バリスタは、ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2022(JBC)(Japan Barista Championship 2022)で、第6位に入賞しました。石川バリスタは、北海道で初のファイナリストになりました。

石川 蒼 バリスタ
何を選んで 何を選ばないのか
レッド・キモノのナフキン

エスプレッソ

ファーメンテーション・コントロール

競技のテーマは、発酵のコントロールでした。

エスプレッソ・レシピ

使用したコーヒーは、パナマ バンビート レッド・キモノ 168時間ファーメンテーションです。発酵感の強いコーヒーをコントロールするために、熱風式の焙煎機(aillio)で浅煎りに焙煎し、粒度を細かく設定します。粒度の細かさのために、お湯が抜けづらいため、タンピングを弱くする必要があります。また、抽出液量を多くすることで、バランスの取れた味わいに仕上げています。

エスプレッソ

ピンクグレープフルーツのような印象の後に、鼻の奥に抜けるようなゲイシャのフレーバーが広がります。フィニッシュが非常に長い印象です。

ミルクビバレッジ

ミルクビバレッジ

凍結還元ミルクを使用すると、ナトリウムの塩味がレッド・キモノの発酵の強い味とバッティングしてしまうため、常温のミルクをスチーミングしたものを使用しました。

ミルクビバレッジ

非常に甘く密度のあるミルクを使用することで、厚みのある口当たりの大きい味わいのミルクビバレッジに仕上がっています。

シグネチャードリンク

シグネチャードリンク
カカオ

最初は発酵ジンジャービアを使用する予定でしたが、レッド・キモノと合わなかったため、カカオを使用することになりました。

エアレーター

クレマカットしたエスプレッソ4ショット、カカオミルクパンチ、フルーツティーリダクション、カカオシロップを混ぜたものをワイン用のエアレーターでデキャンタージュしたシグネチャードリンクです。

シグネチャードリンク

ワイングラスに鼻を近づけたときに、バナナの香りが強く感じられます。回さずに飲む1口目は、口当たりが軽く透明感のあるマスカットのような印象、5回回して飲む2口目は、甘味と質感が強くなりマンダリンオレンジのような印象に変化します。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事