帰山人の珈琲遊戯:エルサルバドル マラカラ ブルボン ウォッシュト

帰山人の珈琲遊戯 エルサルバドル マラカラ ブルボン ウォッシュトです。

帰山人の珈琲遊戯(GAME of COFFEE)は、2017年に始まった鳥目散 帰山人(とりめちる きさんじん)による焙煎豆販売です。

エルサルバドル マラカラ ブルボン ウォッシュト

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マラカラ農園

マラカラ農園(Finca Malacara)は、エル・サルバドル(El Salvador)サンタ・アナ県(Santa Ana Department)チャルチュアパ市(Chalchuapa Municipality)ブエノス・アイレス・カントン(Buenos Aires Canton)に位置する農園です。サンタ・アナ火山の北斜面、標高1,555mに位置する47.6ヘクタールの農園です。この地域は、アパネカ・ジャマテペック(Apaneca llamatepec)というコーヒー産地に属しています。

マラカラ農園の歴史は、1888年にロサ・バジェ(Rosa Valle)がアンドレス・バジェ(Andres Valle)からこの土地を相続したことに遡ります。ロサは、アルバレス家(Alvarez Family)の曽祖父であるドン・ラファエル・アルバレス・ラリンデ(Don Rafael Alvarez Lalinde)の兄弟、フランシスコ・アルバレス・ラリンデ(Francisco Alvarez Lalinde)と結婚していました。フランシスコは、ロサが出産で死亡したため、マラカラ農園を相続しました。彼もまた1898年に33歳で亡くなり、財産は彼の兄弟に引き継がれました。

マラカラ農園は、アルバレス家が所有するサンタ・アナ火山の様々な農園の中で、主要な農園でした。「マラカラ(Malacara)」という農園名は、「悪い顔」という意味を持っています。この農園の名前の由来には、2つの話があります。1つは、この地域に住んでいた先住民の酋長、マラカラ酋長(Cacique Malacara)にちなんで名付けられたというものです。もう1つは、ドン・ラファエルがこの農園を買ったときの様子と、彼の友人が初めてこの農園を見たときの表情の関係です。あまりに混沌としていたため、誰もが農園に希望を見出せず、ここでコーヒー農園を立ち上げることがいかに難しいかを想像して、誰もがマラカラのことを醜く思っていたという話です。

ドン・ラファエルには、13人の息子がいました。末っ子のサミュエル・アルバレス・アンヘル(Samuel Alvarez Angel)がマラカラ農園を受け継ぎました。彼の死後、財産は彼の子孫であるサミュエル(Samuel)、エマ(Emma)、アルトゥーロ・アルバレス・メサ(Arturo Alvarez Meza)に移されました。1995年に農園は3つに分割され、アルバレス家の各人が1つずつ所有することになりました。そのため、現在ではA、B、Cの3つの土地に分かれています。

20世紀の初めから、マラカラのブランドは、エルサルバドルで生産される最高のコーヒーの1つとして、コーヒー界に認められてきました。アルバレス家は、彼らの農園で生産されるストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG)(Strictly High Grown)のコーヒーを、「マラカラ 5000 ピエス(MALACARA 5000 PIES)」というブランドで、主にドイツとアメリカ合衆国に輸出してきました。

1944年にナショナル・ジオグラフィック誌(National Geographic)が、「コーヒーはエルサルバドルの王(Coffee Is King in El Salvador)」という記事を掲載し、マラカラ農園で生産されたコーヒーが取り上げられました。1959年には、マラカラ・コーヒーはエルサルバドルのコーヒーを代表し、ハンブルグ国際コーヒーフェアに参加しました。

2005年よりホセ・ギジェルモ(エペ)(José Guillermo (Epe))と第4代目のマリア・デ・ロス・アルバレス・プルネラ(María de Los Angeles Alvarez Prunera)がマラカラ ロット Aを所有・運営し、高品質のスペシャルティコーヒーの生産とマーケティングに専念しています。

ドン・ラファエル・アルバレス・ラリンデがエルサルバドルでコーヒー事業を始めたとき、コロンビアのコーヒー農家からアドバイスを受け、その友人の1人がコーヒー事業で成功するために2つの事実を告げたと伝えられています。ひとつは、「コーヒー苗床を作り、常に新しい苗を植えておくこと」。もうひとつは、「先住民には厳しく接すること」です。彼は最初のアドバイスに従いましたが、2番目のアドバイスには決して従いませんでした。アルバレス家が所有するすべてのコーヒー農園には、従業員が自由に使える学校、診療所、スポーツ施設があり、従業員の待遇の良さは、アルバレス家の企業倫理の重要な要素となっています。マラカラ農園はその遺産を受け継ぎ、周辺地域から90人の子どもたちが中学3年生まで通う学校を持っています。また、地域の人たちが利用するサッカー場もあります。また、従業員の住居も整備されており、5家族が農園に常住し、常時20人、収穫時には約100人の雇用を確保しています。最高のコーヒーチェリーを収穫するために、ピッカーには法定最低賃金の50%増しの賃金が支払われています。

「週刊フレーバー・「珈琲汁モカ」を焙煎してみた。」,フレーバー放送局 2022年5月25日.

品種

品種はブルボン(Bourbon)です。

マラカラ農園の主要栽培品種はブルボンです。2013年に、マラカラ農園はマイクロロットの生産のために、新しいエキゾチックなコーヒーの品種を導入しました。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

カップ・オブ・エクセレンス(CoE)

マラカラ農園は、エルサルバドル カップ・オブ・エクセレンス(CoE)(Cup of Excellence)において、2003年にマラカラ ロット Aのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が90.73点を獲得し第2位、マラカラ ロット Cのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が90.32点を獲得し第3位、2004年にマラカラ ロット Aのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が86.43点を獲得し第11位、2006年にマラカラ ロット Bのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が86.57点を獲得し第13位、2007年にマラカラ ロット Bのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が84.95点を獲得し第20位、2008年にマラカラ ロット Bが89.31点を獲得し第5位、2009年にマラカラ ロット Aのブルボン(Bourbon)のウォッシュト(Washed)が85.48点を獲得し第20位、マラカラ ロット Bのブルボン(Bourbon)が84.23点を獲得し第32位、2011年にマラカラ ロット Bのブルボン(Bourbon)が90.83点を獲得し第4位に入賞しています。

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帰山人の珈琲遊戯 エルサルバドル マラカラ ブルボン ウォッシュト

マラカラ

【生豆と焙煎の仕立て】

エルサルバドル共和国 ジャマテペック・アパネカ地区
マラカラ農園 SHG/HG
ブルボン ウォッシュト(湿式精製) 100%
 
直火の手廻し釜で火力一定の「一本焼き」で、
18分45秒で焙煎した中深煎りの仕立てです。

このロットの特徴は、香味がしっかりしているのに、
口当たりが柔らかいことです。そして、何らかの
クセがあって強い味わいになっているワケではない。
けれども、酸味には特徴があります。リンゴのようで
チェリーのようでオレンジのようでパイナップルのよう、
どれでもあってどれでもない甘酸っぱさがあります。
エルサルバドルの特性ハイパー化(?)という感じ。
中米系のスペシャルティではかなりイイ線いってます。
「マラカラ」…ご笑味ください。
(※姉妹品に「バーボン×バーボン」があります)

フレーバー通販ページ

柔らかな口当たりをベースに、パイナップルのような酸味と苦味が広がります。酸味に特徴が感じられる味わいのブルボンです。

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帰山人の珈琲遊戯 バーボン×バーボン

バーボン×バーボン

【生豆と焙煎の仕立て】

アメリカ合衆国 ケンタッキー州 クレアモント
 ジム・ビーム蒸留所(ビーム・サントリー傘下)
 ジムビーム(白ラベル)
 ストレート・バーボン サワーマッシュ製法
 4年熟成 アルコール40度

エルサルバドル共和国 ジャマテペック・アパネカ地区
 マラカラ農園 SHG/HG
 ブルボン ウォッシュト(湿式精製) 100%

真空(減圧)容器にマルカラ生豆とジムビームを入れて
含浸加工後、日陰干しで乾燥。この工程を2回繰り返し、
それから焙煎しました。直火の手廻し釜で火力一定の
「一本焼き」、19分40秒で焙煎した中深煎りの仕立てです。

Bourbon(ブルボン:栽培種)を産み出すマルカラ農園と
Bourbon(バーボン:蒸留酒)を産み出すジム・ビーム蒸留所。
共に移住者(コロンビア/ドイツ)が古く(1875/1888)に開設し、
共に時代の波に浮沈しながら地勢を活かして品質を高めた
歴史があります。共にしぶとくて甘い香りの品を産出します。
マラカラ由来の上品な酸味、ジムビーム由来の甘い香り、
それらが相まって新たなフレイヴァードコーヒーが誕生です。
「バーボン×バーボン」…ご笑味ください。
(※姉妹品にオリジナル未着香の「マラカラ」があります)

フレーバー通販ページ

バニラのような甘いフレーバーの後すぐに、ロースト香や麦のような香ばしいフレーバーが広がります。口に含んだときのフレーバーの広がりが強すぎず弱すぎず、ほどよい良い強さで着香されたフレーバードコーヒーです。

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