ヒロコーヒー:フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィート
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ヒロコーヒー フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィートです。

ヒロコーヒー(HIRO COFFEE)は、1977年創業の大阪府吹田市に本社を置くコーヒー会社です。

フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィート

ミンダナオ島 カラサンスウィート

カラサンスウィート(Kalasan Sweet)は、フィリピン(Philippines)ミンダナオ島(Mindanao Island)北ミンダナオ地方(Northern Mindanao, Region X)ブキドノン州(Bukidnon Providence)カラトゥンガン山脈(Kalatungan Mountain Range)の原生林で生産されるコーヒーです。

フィリピンの⼭岳地帯では、ハヤトウリというウリ科の植物の栽培が盛んです。⼭の斜⾯に⽀柱を⽴てると、ハヤトウリの蔓はそれを伝って、地⾯から2mから2.5m ほどの⾼さで、横に横に⼭肌を這うように成⻑していきます。しかし、地⾯は根を張る部分が少ないため、⾵⾬で⼟は失われていき、やがてはハヤトウリも育たなくなってしまいます。そのため、場所を変えてウリを育て、また何年か後にその⼟地を放棄して、ふたたび別の場所に移動するしかありません。しかし、ハヤトウリの下にコーヒーの苗を植えて育てると、地⾯にコーヒーの根が張りめぐらされるので、⼟をその場所に保つことができます。さらに、ウリの葉をシェードとして利用することもできます。

品種

品種はティピカ(Typica)であると考えられています。

精製方法

精製方法はウォッシュト(Washed)です。

ヒロコーヒー フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィート

フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィート
フィリピン ミンダナオ島 カラサンスウィート

「カラサン」とはタラアンディッグ地方の方言で「森林」を意味し、地元では「スウィートコーヒー」として知られる希少品種。

野生の鹿の鳴き声が響き渡る密林の中で栽培されている「カラサンスウィート」コーヒー。
見た目は小さくて細長いアピアランスのコーヒーはまるでエチオピア豆のようです。あまりにも過酷な自然状況のため、労働者として収穫を望む人がおらず、土地を受け継いだ10名の生産者だけで収穫をしています。
地元では「カラサンスウィート」と呼ばれていますが、昔ながらのティピカなのではないかと思われます。年間の生産量は300から400キロと言われています。

ヒロコーヒー

キャラメルのような甘さ、チェリーのような酸味が感じられる綺麗な味わいです。

<参考>

「ミンダナオ島 カラサンスウィート」,ATC Specialty Coffee<http://www.specialtycoffee.jp/beans/2109.html>

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