セブンカフェ(SEVEN CAFÉ)
コンビニコーヒーの消費量は年々増加しています。また、日本のコーヒー消費量も年々増加しています。特にセブイレブンがセブンカフェを開始した2013年以降のコンビニコーヒーの拡大による消費量の拡大は目を見張るものがあります。
セブンイレブンは13年1月からセブンカフェ(SEVEN CAFÉ)を展開しています。セブンイレブンのセブンカフェはセルフ式のドリップコーヒーです。豆はアラビカ種を100%使用しています。
セブンカフェは2015年6月にアイスカフェラテを、2017年2月にはホットカフェラテをメニューに追加しました。
2014年、2016年にコーヒー豆の焙煎方法をリニューアル、そして2018年3月には、焙煎方法をこれまでの2種類から3種類に増やしたトリプル焙煎法”を採用し、豆の使用量を1割増やしたことによって、香りとコクが以前よりも良くなりました。
セブンカフェの累計販売数の推移
- 2013 年 1 月 セブンカフェ開始
- 2013 年 7 月 1 億杯突破
- 2015 年 2 月末 11.5 億杯突破
- 2016 年 2 月末 20 億杯突破
- 2017 年 2 月末 29 億杯突破
- 2018 年 2 月末 39 億杯突破
- 2019 年 2 月末 50 億杯目標
セブンカフェのコーヒーマシーン
セブンイレブンのコーヒーマシーンはセブンイレブンと富士電機が共同開発したドリップ式マシーンです。総抽出時間45秒(ホットコーヒーRサイズの場合)、専門店での味を再現するため、蒸らしの時間を以前よりも延長しています。また2018年12月からタッチパネル式の新しいコーヒーマシーンを新店、改装点から順次導入し始めています。
ドリップ方式の優れた点は、コーヒーの香りがたち、苦味の少ないよりバランスの取れたマイルドな味わいに仕上がるところです。
ファミリーマートのファミマカフェ(FAMIMA CAFÉ)とローソンのマチカフェ(MACHI cafe)はエスプレッソ方式ですが、ファミリーマートのファミマカフェは2018年10月からドリップ方式の新型マシーンの導入を始めました。
ホットコーヒー
ホットコーヒー R 93円(税込100円)、ホットコーヒー L 139円(税込150円)です。
味
ドリップ方式で淹れているので、他社に比べて香り高く、苦味が少なめで、まろやかでマイルドな味わいです。コンビニコーヒーの中では最も質の高いコーヒーです。
ホットカフェラテ
2018年11月からホットカフェラテがリニューアルしました。ミルクの原料をより濃厚にし、ミルクのコク、風味、甘さを感じられるように変更しました。また、抽出時のミルクへ熱の加え方を調整することで、従来よりも泡立ちが約30%増え、よりなめらかでクリーミーな味わいになりました。ホットカフェラテ R 139円(税込150円)、ホットカフェラテ L186円(税込200円)です。
味
泡立ち豊かで、非常になめらかクリーミーな口当たりです。コーヒーの苦味がミルクの甘味によって中和され、非常にマイルドな味になっています。
アイスコーヒー
アイスコーヒーはホットよりも深煎りの原料を使っています。アイスコーヒーはドリップ方式で抽出したホットコーヒーを氷水で薄めたコーヒーです。アイスコーヒーとアイスカフェラテは、冷凍ケースから氷の入ったアイス用カップをカウンターまで持っていく必要があります。アイスコーヒー R 93円(税込100円)、アイスコーヒー L 167円(税込180円)です。
味
アイスコーヒーはホットコーヒーよりも苦味が強くなりがちなので、少し苦味が目立ちますがマイルドな味です。
アイスカフェラテ
アイスカフェラテ(ノンスウィート) R 167円(税込180円)、アイスカフェラテ(ノンスウィート) L 232円(税込250円)です。
味
ホットカフェラテはミルクの特徴が目立つ非常にクリーミーなカフェラテですが、アイスカフェラテは甘味が控えめでコーヒーの苦味のほうが目立つカフェラテになっています。