カッピング ルーム コーヒー ロースターズ:コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラル
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カッピング ルーム コーヒー ロースターズ コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラルです。

カッピング ルーム コーヒー ロースターズ(Cupping Room Coffee Roasters)は、香港(Hong Kong)のスペシャルティコーヒー店です。日本では、石谷 貴之(いしたに たかゆき)バリスタと、コラボレートしています。

コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラル

セロ・アスール

セロ・アスール(Cerro Azul)(または、セロ・アズール)は、コロンビア(Colombia)バジェ・デル・カウカ県(Valle del Cauca Department)トルヒージョ(Trujillo)に位置する農園です。コーヒー生産地域としては、アンデス自然地域(英語:The Andean (natural) region、スペイン語:La región Andina​​​ (de Colombia))または太平洋沿岸/チョコ自然地域(英語:The Pacífico/Chocó (natural) region、スペイン語:La región del Pacífico​​​ (de Colombia))のバジェ・デル・カウカ(Valle del Cauca)に区分されます。

セロ・アスールは、カフェ・グランハ・ラ・エスペランサ(Cafe Granja La Esperanza)の所有農園です。

品種

品種はゲイシャ(Geisha)です。

精製方法

精製方法はX.O ナチュラル(X.O Natural)です。

石谷 貴之バリスタとジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2019

「ジャパン バリスタ チャンピオンシップ(JBC)2019決勝 石谷 貴之」,SCAJConference 2019年9月24日.

コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラルは、2019年のジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ(JBC)(Japan Barista Championship) 2019の決勝で使用されたコーヒーです。

ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2019 決勝は、15分間の制限時間内にエスプレッソ、ミルクビバレッジ、シグネチャービバレッジという3種類のドリンクを4杯ずつ、それぞれのカテゴリーに分かれた審査員に提供し、評価を競いました。審査員は全員で7名います。

席に座っている4名が「センサリー・ジャッジ(Sensory judge)」と呼ばれる審査員で、4名で構成されています。ドリンクの味、バリスタの仕草、プレゼンテーションを評価します。

後ろに立って動き回っているのが「ヘッド・ジャッジ(Head judge)」と呼ばれる審査員で、1名で構成されています。競技の全体を統括する役割です。ヘッド・ジャッジは競技の評価に関係しません。

タイマーを持って立っているのが「テクニカル・ジャッジ(Technical judge)」と呼ばれる審査員で、2名で構成されています。使用された後のエスプレッソ・マシンやグラインダーの状態など、バリスタの技術を評価します。

石谷 貴之バリスタは、ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2019で、「未来のコーヒー体験」というプレゼンテーションを行い、優勝を果たしました。

コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラルは、競技会向けの特別なゲイシャです。セロ・アスールでも、1,950mと最も高い標高で生産されており、カフェ・グランハ・ラ・エスペランサで92.5点(2019年現在)の評価が付けられています。

石谷バリスタのプレゼンテーションによると、25℃未満で温度管理、60時間の発酵工程を行うことで、ボディとフルーツ・フレーバーを最大化します。使用するコーヒーチェリーの糖度をブリックス(BRIX)で18度に揃えることで、均一な発酵を促します。徹底管理された発酵工程の後、28日間天日乾燥、その後3ヶ月間保管することで、水分含有量を安定させます。この乾燥工程が液体の透明感につながります。この精製がゲイシャの品種特性に加わることで、複雑なコーヒーに仕上がります。

カッピング ルーム コーヒー ロースターズ コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラル

コロンビア セロ・アスール ゲイシャ X.O ナチュラル

焙煎

焙煎は浅煎りです。

石谷バリスタのプレゼンテーションによると、焙煎は1ハゼ後の温度を急激に下げ、デベロップメント・タイム・レイシオ(DTR)(Developing Time Ratio)を21%に設定することで、フレーバーと甘さを最大限引き出しています。

Fragrance and aroma: jasmine, vanilla, tamarind, vine, regaliz. Taste and aftertaste: coñac, strawberry, pineapple, violets, Citronella, nutmeg, pronounced sweetnees, malic acidity, creamy body, a long finish on the palate.

"Cup Profile",Café Granja la Esperanza.

グレープ・キャンディやブルーベリー・ヨーグルト、ストロベリー・ジャムのような厚みと量感のあるフレーバーと甘さが印象的です。ストロベリーやブラッド・オレンジのような強い酸味があり、マスカットのような爽やかさを伴っています。冷めてくるとチョコレートっぽさが強くなります。厚みと量感のあるフレーバーですが、味わいはクリーンで後味がスッキリとした印象です。


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